【ベストテン】そーす太郎の2016年映画ベストテン | そーす太郎の映画感想文

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しれっとネタバレしたりするんで気をつけてください。

 

 

 

 

2016年も終わってしまいますね。お疲れ様でした!!

 

 

 

 

 

てなわけで、今年もベストテンいってみましょー!

 

 

 

2016年映画ベストテン

 

① ハドソン川の奇跡

② イット・フォローズ

③ ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

④ ブルックリン

⑤ キャロル

⑥ ちはやふる 上の句/下の句

⑦ マジカル・ガール

⑧ オデッセイ

⑨ 海よりもまだ深く

⑩ COP CAR/コップ・カー

 

今年はこんなかんじになりました!一本ずつちょっとだけ振り返っていきましょー!

 

 

1位 「ハドソン川の奇跡」

 

今年から社会人になり、いわゆる技術職に入ったこともあり、お仕事映画としてとても背筋が伸びる理想の映画でした。職人とはこうあるべき。どんなに機械化されようと最後は人の手が決定打となること。一瞬の判断の裏に我々には想像もできない努力と経験があったこと。忘れてはいけないし、こうならなきゃいけないな、と、イーストウッドに脱帽し土下座した一本でした。素晴らしかった!

 

 

2位「イット・フォローズ」

 

「死霊館 エンフィールド事件」「ライト/オフ」「ドント・ブリーズ」など今年はホラー映画が絶好調でしたが、個人的に最も素晴らしいと思ったのが「イット・フォローズ」でした。セックスで「それ」が移っていくというアイディア一発ものかと思いきや、様々なホラー映画の恐怖表現をリミックスしたような洗練された恐怖表現に、軸にぶっとく据えてある青春映画としての素晴らしさもあり。今年最も、バシバシと光る才気と、なにか新しいものに触れた感覚が一番あった映画がこれでした。

 

 

3位「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」

 

クライマックスではどうかと思うくらい泣いてしまったローグ・ワンが3位。前半のちょっとアレな展開や物語のだるさも、あのクライマックスを見せられたら、デススターの攻撃にあった惑星のように、もうなすすべなく涙を流すしかないのです…。名前もわからない勇気ある人々がつないでいった希望のバトンのおかげで、今がある。そして、その希望のバトンの先にいた、あなたは、もういないのですね…。ご冥福をお祈りします。キャリー・フィッシャーさん。

 

 

4位「ブルックリン」

 

大好きなニック・ホーンヴィが脚本だから、という単純な理由で、そんなに期待せずに観に行ったら、思わず超感動させられた「俺の映画」であるブルックリンが4位。とにかく、シアーシャ・ローナンにもうどうかと思うくらい感情移入しまくってしまって、つねに抱きしめてあげたい!とおもいながらみてましたね。彼女の強さ、弱さ、ズルさ、全部が大好きになってしまいました。幸せになってくれ!と願わざるを得ません。

 

 

5位「キャロル」

 

今年一番素晴らしい恋愛映画だったキャロルが5位。今年個人的には、クリスマス前に彼女にフラれるというミラクルが起きた年末だったので、恋愛ってなんだろう…って考えまくってたんですがね。その中心にこの「キャロル」がついていてくれました。人間が人間に魅了される瞬間と、いやがおうにも離れて行ってしまう哀しみ。これを素晴らしい撮影と演技で見せきっていて、こちらも思い出すと涙がでてきます…。

 

 

6位「ちはやふる 上の句/下の句」

 

とにかく、広瀬すずにもっていかれた。としか言いようがない、6位のちやはふるです。久しぶりに、画面に映る女優のキラキラ感で涙が出そうになりました。今、この瞬間の、広瀬すずを最高の青春ドラマの中でイキイキと映し出してくれたことに本当に感謝であります。あいつらにまた会いたいと思える素晴らしい青春映画でした。

 

 

7位「マジカル・ガール」

 

余命いくばくもない娘のために…なんてハートフルな映画かと思いきや超展開していく7位のマジカル・ガール。石井隆的な物語の軸が非常に好みだったのと、とにかく全体が変態的な雰囲気に包まれてるのが素晴らしかったです。タイトルの響きとは裏腹にとにかくめちゃくちゃカッコいい!素晴らしいノワール映画を観ました。

 

 

8位「オデッセイ」

 

今年から大学を卒業して新しい土地で新しい生活を始めるにあたって、ものすごく支えになってくれた8位のオデッセイ。どんなに苦しい、絶望的な状況に陥っても、ユーモアを忘れず、問題解決に向けて努力をやめない。とにかく前向きな気持ちにさせてくれる映画でした。「今のこの俺の苦しい状況なんて、マーク・ワトニーに比べたら…」と、あと何年かは頑張れそうです。頑張れなくなったら、また観ます。

 

 

9位「海よりもまだ深く」

 

是枝作品の総決算のようだった、海よりもまだ深くが9位。「どうして、こうなっちゃったんだろう…」と思いつつも、それでも明日はやってきて生きていくしかないのだ、という、是枝さんらしいメッセージの詰まった一本でしたね。あとは、なんといっても希樹希林の「ババア、ノックしろよ」感が最高でした。ツラくてため息が出るんだけど、それはなんだかちょっと前向きなため息なような、そんな映画でした。

 

 

10位「COP CAR/コップ・カー」

 

少ない材料で最高のドラマをつくりあげた、COP CARが10位。少年たちの成長譚を、ときにコミカルに、ときに恐ろしく、ときにアツく、がっつりベーコンでつくりあげた素晴らしい映画でした。銃と車に持たせた意味、ベーコン先生の素晴らしい演技、素晴らしい撮影、短い尺、文句なし!

 

 

 

と、いうかんじでした!

というわけでこちらも毎年恒例のワースト3

 

 

 

2016年ワースト3

 

① orange -オレンジ-

② サウスポー

③ バットマンvsスーパーマン

 

①はゴミ、②はガッカリ、③はマヌケ、な映画でした。。以上です。

 

 

 

つづいては部門賞でーす

 

 

 

ベストガイ

「オデッセイ」より、マーク・ワトニーさん

 

理由は上でも書いた通り。どんなに苦しい状況でも、ユーモアを忘れず、努力を怠らない。ほんとうに見習わなきゃいけない素晴らしい男でした!

 

 

 

ベストガール

「ちはやふる 上の句/下の句」より、綾瀬千早さん

 

ワンダーウーマンもよかった。ハーレイクインもよかった。でも、この広瀬すずのキラキラとした輝きがあまりにも眩しすぎて、涙が出たんですよ?こんなのベストガールに決まっています。ありがとう!

 

 

 

ベストシーン

 

「シン・ゴジラ」より、ゴジラが東京を焼き尽くすシーン

 

本当に怖かった、としか言いようがないですね。素晴らしく怖く、美しく、悲しかった。忘れがたい破壊シーンでした。

 

 

 

ベスト エマ・ストーン賞

「ラ・ラ・ランドの予告編」より、エマ・ストーンさん(5年連続5回目)

 

さて、毎年恒例のベスト エマ・ストーン賞の発表です。2016年、ベスト エマ・ストーン賞は………、5年連続5回目エマ・ストーンさんです!!!おめでとうございます!!受賞作品は、「ラ・ラ・ランド」の予告編のエマ・ストーンです!!いや、ね?ことしもありましたよ、「教授のおかしな妄想殺人」とかね?でも、今年のエマ・ストーンで最も素晴らしかったのはラ・ラ・ランドの予告のエマ・ストーンだったのでした~!!来年はおそらく、6年連続6回目の受賞となるエマ・ストーンが「ラ・ラ・ランド」で受賞となることでしょう…。

 

 

 

 

というわけで、今年のベストテン記事は以上になります。来年は、、来年こそは観た映画の感想を全部書きたいのですが…ってこれ毎年言ってますな┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

来年も楽しみな映画がたくさんあります。とっても楽しみですね。

それでは、みなさん、よいお年を。