東京って、夢の街だったんですよね。
僕は本州の最西あたりから大学進学をきっかけに、東京にきまして、4年くらいいましたがこの度めでたく大学を卒業しました~(・∀・) と、同時にこの度、就職のため東京から離れることになったのです。
大学生活はほんと人生で一番楽しかったし、一生付き合っていくであろう同期や可愛い後輩がいっぱいできて…まじでこの時間が一生続けばいいのに……と思わざるを得ないくらい最高の大学生活でした……なんて話は今回は割愛いたしまして…今回は当ブログ的視点から東京の思い出をつらつらと書いていきたいと思います。
上京時、死ぬほど聴いてたチャットの「東京ハチミツオーケストラ」
映画ヲタクの父親の影響もあって、地元にいるころから映画が好きでWOWOWとかで映画を観てましてね。でもやっぱり田舎なものでなかなか映画館に行けない!しかも田舎でやる映画といえば大作やアニメ映画やテレビ局映画みたいなものだらけでして、なかなか観たい映画が映画館で観れないというフラストレーションがずーっとあったのです(´Д`)で、僕が勉強しなきゃいけない分野が専門的に学べる大学が東京のとある大学にありまして、私なりにはけっこう頑張って勉強して、見事東京に行けることになったのです~\(^o^)/もう5年も前か~。
地元でしがない映画ファンをやっていた私は、映画が好きというところから派生しまして、そこでライムスター宇多丸さんを知ってタマフルを聴くようになったり、映画秘宝を読むようになって町山さんを知ったり、杉作さんを知ったり、吉田豪さんを知ったり、BUBKAを読み始めたり、、という流れは自然な流れでしたw
上京が決まった時はもうウキウキですよねw 宇多丸さんとかがラジオで話してる内容の、なんというか圧倒的東京感っていうんですかね。東京の、すべてがそこにある感じがすごーく羨ましくて憧れてましてね。東京で、リアルタイムで、そこで起こってる「何か」に触れられる!喜びっていうんですかね~。特に映画ファンにとっては東京って、量といい、環境といい、夢の土地なわけですよ~
首がとれるくらいうなずきまくった東京ポッド許可局の「上京論」をお聞きください。。
てなわけでいきなりですが、そんな僕が味わった「東京だからこそ」味わえた貴重な思い出TOP5の発表です!
第5位 田舎にいたら観れなかったであろう映画がたくさん観れた!
東京に来てたぶん僕は500本くらい映画館で映画を観ましたが、その半分くらいは地元にいたら映画館では見れなかった映画だと思うんですよね。単館系の映画ですよね。テアトル系の邦画、シアターNやヒュートラでの素晴らしきボンクラ映画、シネクイントやシネマライズでのちょっとシャレオツな映画、新文芸坐などで観た名作の数々、これでもか!と様々な映画を観ることが出来ましたし、東京に来て観た約500本の映画はすべて、どの映画館で観たか、誰と観たか、そのあとなにしたか、観た後どんな気持ちになったか、などなど映画だけではない数々の要素が一緒になってて代え難い思い出になっております。東京でできた友達とあの映画観に行ったな~とか、大学の授業抜け出してあの映画みんなで観たな~とか、あの映画観た直後彼女にフラれたな~とか、オールナイト上映というものにはじめて行ったのはあの映画だったな~とか。
あと何と言ってもミラノ座閉館に立ち会えたのもいい思い出。ラスト興行は「男たちの挽歌」「銀河鉄道999」「エクソシスト」「タワーリングインフェルノ」「セーラー服と機関銃」「時をかける少女」「荒野の七人」「エグゼクティブデシジョン」「新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを君に」を観て、そして最後の最後の「E.T.」を見れたのはほんっとにいい思い出。
地元にいたら確実に映画館では観れなかった映画で、特に観れて良かった~という映画の個人的な思い入れで言うと「百円の恋」「そこのみにて光輝く」「クロニクル」「劇場版テレクラキャノンボール2013」「5つ数えれば君の夢」「この空の花 長岡花火物語」「高地戦」「サニー 永遠の仲間たち」「パラノーマン ブライスホローの謎」「ムーンライズキングダム」などなど。
あとトークショー系ですよね。映画を観た直後に高橋ヨシキさんや町山さんや宇多丸さんや杉作さんのトークもセットで聞けた上映もたくさん行けたのがほんとうれしかったですよ~。
第4位 映画秘宝まつりに行けた!
田舎で映画秘宝を読んでいた私、その告知記事とかで様々なイベントが告知されてるんですがまぁ当然いけないわけですよ…。中でもアコガレだったのが映画秘宝まつりだったのですが、これに行けたのはほんとうれしかったですよ\(^o^)/映画秘宝まつりで僕が観たのは「キャビン」「ワールズエンド」「エクスペンダブルズ3」「グリーンインフェルノ」。手練れの映画ファンに囲まれて、さらに映画の後には水道橋博士や町山さん、高橋ヨシキさん、ギンティ小林さん、てらさわホークさん、杉作さんなどなど映画秘宝で記事を読んできたライター陣が一同に会して行われるトークも体感できて、ほんと至福のときでした。僕からしたらアベンジャーズですよこのメンツは!(笑)
第3位 タマフル関連のイベントにたくさん行けた!
ほんとに、今の僕の人間性を構成した最も大きな要素とも言っていいと思われるラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」。ぼくにとっての東京は完全にタマフルでした。元ミッツィーさん、宇多丸さん、掟ポルシェさんなどなどがやっていたDJイベント「申し訳ないと」にたくさん行けたのは感無量だったし、そしてタマフル映画祭はほんとに楽しかった!「新幹線大爆破」と「太陽を盗んだ男」の2本立てや「ビーバップハイスクール 高校与太郎哀歌」と「脱獄広島殺人囚」の二本立てなどなど…。
そしてタマフルから派生して、ロフトプラスワンでの高橋ヨシキさんとてらさわホークさんのイベントや、杉作J太郎さんやコンバットRECさん、春日太一さん、三宅隆太監督のトークイベントにたくさん行けたのもほんと良かったなぁ。この辺のロフト系列のイベントは東京にいないとマジで無理なイベントですしね~。
ちなみに、今年もタマフル映画祭があるみたいですが、当然ですが行けない!泣 こういうことがあたりまえになってきますね…。
第2位 ライムスターのライブにたくさん行けた!
これも第3位に繋がるところなんですけど、タマフルきっかけでライムスターが大好きになりましてね。東京で行われるワンマンやライムス主催のライブはほぼ行けたのも感激でした~!ちょうど活動休止を挟んで活動が活発になってきたあたりに上京してきたのもでかかったなぁと思いますね。
特に思い出深いのは、ライムスターとBaseBallBearのタイバン。ベボベは中高のときすごく聴いていた大好きなバンドだったのでライムスとベボベで曲を出す!しかもタイバンでライブ!なんて勝手になんかつながった感がありましてw しかもこいちゃんったらタマフルの常連ゲストになってきてて、とっても嬉しい限り。ほんとに思い出深いライブのひとつです。
てなわけで「The Cut」でございます。
そして何と言ってもライムスター主催のフェス「人間交差点」記念すべき第1回に行けたのもほんと良かったな~と。同じステージにライムスターとキングギドラとスチャダラパーがいる。それを生で観れた奇跡は一生の思い出ですね~(´・ω・`)
「口から出まかせ」を生で完全版を聴けたときのトリハダ!!
これからも引き続き、ライムスターの音楽は聴き続けたいと思います。なかなかツアーが回ってきそうにない場所ですがw またライブが観れるといいな~。あ、あと宇多丸さんと握手できて、いろいろとお話ができたのも感動でした。。
第1位 「スター・ウォーズ フォースの覚醒」公開を初日初回IMAXで観れた!
東京にいる最後の年にスターウォーズが公開されました。ほんっとにスターウォーズがはじまり、俺の東京が終わったな、とそんな一生忘れることのない映画体験だったように思います。あの初日の初回のIMAXの満員のお客さんの大拍手のなか観たフォースの覚醒。友達と頑張ってチケットをとるまでの個人的なドラマも含めていい思い出。
スターウォーズは、父親の影響で、人生で初めて「映画すげえ!」ってなった映画なんですよね。ほんと言葉もなにも理解できない1歳とかのときから4.5.6のビデオを洗脳的に見せられ続けてきまして、見事にスターウォーズファンに覚醒してしまったのです。父親も父親で僕を盾にして、様々なスターウォーズグッズを与えてくれまして、もう人生の一部にw そんななか、小学校入ったばっかりくらいのときかな?エピソード1ファントムメナスが公開されまして、もちろん父親に連れられ映画館へ。これが人生初映画館だったのです!!(だから思い入れが強い映画なため、1をDisられるとイラッとしますw)。1.2.3すべて映画館で観て、そして、、東京に来た最後の年にまさかのエピソード7公開ですよ。
父親に見せられてた幼少のころ、父親がよく言ってたんですが「俺が大学生のころスターウォーズが公開されてさ、東京で初日の初回を何時間も並んでチケットとって一日中見てたんだぜ~」なんてこと言ってたな~とか思い出したりなんかしましてね。なんか、時代って回るもんだな~とか思ったりね。そして、父親がそうであったように、俺の東京生活もこれで終わるんだなぁ~と、なんだかとても感慨深かった、そんなフォースの覚醒でした。
リアルタイム感の重要性とワクワク感をこれでもかと実感しましたね~
てなわけで、この麻薬のような、楽しすぎた東京ともお別れ。
僕のやらなきゃいけないお仕事はなかなか都心にはないちょっくら特殊なお仕事でして、まぁある分野の職人になるべく…頑張らないといけません。東京から、ぐーーっと西の日本海側へ。抜け出したくないけど、抜け出さなきゃいけない東京ですが、「する」か「しない」かで「する」方を選んだつもりです。
さて今後のお話。
一応、追えるだけ新作映画は今後も追っていく予定ですが、まずやっぱり映画環境上観れる本数と観れる映画の分野はがっつり減りそう…。例えば4月公開作でいうと、「レヴェナント」は観れそうですが、ぜったい観たいあたりの「ルーム」「スポットライト」「ボーダーライン」「太陽」「モヒカン故郷に帰る」は映画館ではたぶん観れません(笑) 地方の映画ファンのジレンマですな…。
しかし、その分、かれこれ3年以上ちょびちょび書いてるこのブログの濃度をちょっとでも上げて行ければいいな~なんて思ってますよ!引き続きですが、ちょびちょびと感想を書いていきたいと思っております。ジジイになった時にニヤニヤしながら「あの時あんなこと言ってたな~」なんて笑えるようにね。
あと、今までは新作映画を中心に観てきた4、5年間でしたが、ここらで今まで手が回ってなかった古典と言われる映画、まだ見てない必修科目的名作、あと最近グイグイ良作が出てきている海外ドラマあたりをしっかり観ていきたいなぁとも思っております。そのためにもいいテレビを買いたいですな(゚∀゚)新作は観る本数が減りますが、まだ見たことない過去の映画は山のようにありますからね!
個人的に、映画のセリフで座右の銘がありまして、大好きな傑作青春コメディ、エマ・ストーン主演の「小悪魔はなぜモテる?!」内でエマ・ストーンのお母さんのセリフ、『悩まないで あなたは素敵よ ママと同じようにユーモアで立ち向かうの』という言葉、そして荻先生のロッキーの名解説を胸に人生を戦っていきたいと思います。
というわけで、東京でお会いした皆さん、ありがとうございました!
さよなら、東京。
- ロッキー ブルーレイコレクション(6枚組) [Blu-ray]/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- ¥8,208
- Amazon.co.jp
- 小悪魔はなぜモテる?! [Blu-ray]/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- ¥2,571
- Amazon.co.jp