ワッシュさんのブログで毎年行われているベストテン企画。
( http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20141031 )
今年はアニメ映画ということで、参加してみました~。まぁこのブログを読んでいらっしゃる方ならお分かりかとおもいますが、とにかくアニメに弱い私なんですが…個人的なアニメ映画ベストテンを作ってみました~。
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【そーす太郎のアニメ映画ベストテン】
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① プリンセスと魔法のキス (2009年)
② となりのトトロ (1988年)
③ PERFECT BLUE (1998年)
④ WALL・E/ウォーリー (2008年)
⑤ マインド・ゲーム (2004年)
⑥ パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻 (1973年)
⑦ パラノーマン ブライス・ホローの謎 (2012年)
⑧ トイストーリー (1995年)
⑨ 美女と野獣 (1991年)
⑩ デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム (2000年)
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1位はダントツのベストです!地に足ついた現代版プリンセスムービーとしてこの『プリンセスと魔法のキス』は完璧で、主人公をアフリカ系アメリカ人にしたことや舞台がニューオリンズであること、プリンセス映画の脱構築をしつつ、それでもおとぎ話としての、そしてアニメーションとしての矜持を示してくれることなど、語るとキリがないですが、またこの映画に関しては長文書きます。。最後に、蛍のレイはほんとうに最高( ;∀;) あのラストシーンの星の画一発はほんと忘れられないですよね。いろいろあったディズニーがディズニールネサンス復活の狼煙に、『星に願いを』かけること、この奇跡を信じようよというディズニー的テーマに原点回帰したのもすこく感動的なんですよね。
2位はもはや血肉と化している『となりのトトロ』たぶん一番見たアニメーションはこれだと思う。この映画のファンタジー感が、僕の理想のファンタジー感で、デル・トロの『パンズラビリンス』が好きなのも根っこはここだと思ったり。辛い現実に寄り添ってくれるものとしてのファンタジー。『夢だけど、夢じゃなかった』というセリフがとても大好きで、この映画の個人的なテーマでもあります。
腹をくくって一人でトウモロコシを届けに行くメイの顔を見ると泣いてしまいますな~
3位は今敏監督の『パーフェクトブルー』にしましたよ~。とにかくみんな大好き一人称ホラーものとしてすごくおもしろいし、アニメならではのまがまがしさもあってとにかく超怖い。僕のトラウマシーンでもある、レイプ撮影シーン、そしてそのあとの金魚の死と涙は、忘れがたいですね(/_-)
4位は『ウォーリー』この映画は欠点がなさすぎて…ピクサー怖いというやつです。ディストピアSFものとして優秀すぎるし、アニメーションとしての精度、感情がある無機物表現の到達点としても凄まじいものがあります。エンドロールの手のひら返しも含め、ピクサーの本気を見た一本。強い!
5位は湯浅監督作『マインドゲーム』こんなのアニメでしかありえない!というぶっとんだ表現のつるべ打ち。そしてなんといってもラストの「生きる」というシンプルな魂が大爆発するクジラ脱出シーンはやっぱ泣いちゃうし、そのあとの回想というかさまざまな人生の一部分が流れ、そっから今に戻ってくるシーンは、もはや生命の肯定じゃないか!というか、当たり前ですが生きてるって奇跡なんじゃないか、と冗談抜きで思わされました。
6位はパンダコパンダの2作目、雨ふりサーカスです。小さい頃ほんと死ぬほど見たんですが、ほんとに楽しいし、フェティッシュだし、大好きです。ポニョのもとネタなんて言われてますがポニョなんかよりも絶対こっち!
7位は僕の昨年のベスト、パラノーマン。これはホラー映画オマージュがいろいろ楽しかったり、かわいいホラーと思ってたらあっと驚くもうひとつのテーマがドンと出てきたり、「言葉を交わすこと」の大切さを改めて思い知らされたり、ストップモーションアニメとして驚異的だったり、とにかく完璧でした!
8位は「トイストーリー」1作目。これも文句がない1本。小さい頃はほんとに好きすぎて、おもちゃが夜にみんなで遊べるようにと家中のおもちゃをすべて1ヶ所に集めてまわった、なーんてかわいい僕ちゃんも今や競馬場に入り浸るダメな学生だよ!と、いうのは置いといて今見るとまた感想がいろいろ変わって、子供を喜ばせたいというおもちゃたちってピクサーのクリエイターたちとも見れて、とても深いなぁと。だからこそ3は切ないですよね…正直1か3か迷いましたが…業が深い3より無邪気な1にしました。
9位はディズニーの『美女と野獣』です。いわゆるディズニールネサンス作品群のなかではダントツに好きですね。とにかくビジュアルの楽しさにつきるし、ミュージカルシーンはほんと最高!これも小さい頃死ぬほど見てました。たぶんトトロの次に数見てるアニメ映画だと思います。野獣のダメニートっぷりがかわいいです。ベルが城にきて一発目のちょっと遅い時間の晩餐会ミュージカルの狂った色彩と音楽が最高!
お気に入りはポットとカップの親子
最後。10位は細田守監督のデジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲームですー!まずデジモン世代であるというのもあるんですがw 今見てもこの映画の、全体に流れる品のよさというか、デジモンの映画化にも関わらず、なんか頭ひとつ抜けた粋な映画を観たなぁっていう感覚は変わらないですね~。サマーウォーズよりも短く整理されたこっちのほうが好みです。こどもたちのひと夏ものが大好きっぽいっす。
というわけで、こんな感じのベストテンになりましたー。これ大きな特徴を発見したんですが、圧倒的にいわるゆロボットアニメの要素がゼロっていうのがおもしろいですね。やっぱジブリとディズニーに育てられたんだなぁと改めて感じましたね。原恵一監督作品を入れたかったけど枠が足らず!入れられなかったのが残念でした(/_-)
というわけで平成生まれのアニメ弱者そーす太郎の、アニメ映画ベストテンでしたー。
おわり
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