ベルリンファイル観てきました。
アクションはとにかくすごかった。はじまってすぐのひとつめの見せ場、奥さんと逃げるホテルでの見せ場、そしてラストの銃撃戦、この3つを観れただけで大満足。巻き込まれ映画のスター、ハ・ジョンウの魅力が
炸裂していてハ・ジョンウ力で引っ張ってラストまで駆け抜けたなぁという印象。
アクションはすごかったですが、いちばん残念だったのは最終的に敵となる人物に敵キャラとして魅力を感じなかった点ですかねー。
まぁですがハ・ジョンウの役者としてのパワー、しっかりとしたアクション、これだけでも見る価値はありました!
ローンレンジャー、正直全く期待していなかったのですが想像よりは楽しめました。
前半が地味でしたが、それなりに会話とかちょうどいいかんじのコメディテンションにまとめていてみんながいうほど退屈じゃなかったです。
ですが、それでもやはり前半は長い。もっとテンポよく絞れたと思います。作中における現在の描写は全カットでよかったと思います。時制が戻るたびに話をぶったぎられた感じになってスムーズではないなぁと思っちゃいました。
後半ですがラストのアクションはものすごく映画的な豪華さに溢れてておもしろかったです。
ですが、その直前にインディアンを惨殺しちゃうじゃないですか。あそこがどうしても納得いかないというか。インディアンを制圧したのは歴史上あったことですしそれを見せたかったという意図はわかりますが、その前後のテンションとあってない上にその場面と主人公二人とがあまりうまく交わってないのでそのあとのカタルシスがうまく爆発してないというかもったいないなぁと思っちゃいました。タランティーノならもっとうまくやったはず。とか思ったり。
あとヘレナボナムカーターがよくわかんないというか、後半いきなりあらわれて~なところは突飛だしヘレナボナムカーターのキャラクターをうまく使えてないなぁと思いました。
あとこれは本編とは関係ないですがジョニー・デップとヘレナボナムカーターのコンビはもうお腹いっぱいです。。
と、色々書いてきましたがラストにしっかりバカアクションを見せてくれたのでそれだけで親指上がりました。細かいところ言いたいところはありましたが、熱意は買います!
風立ちぬ公開初日に行きました。
好き嫌いとかそういうのではなく、すげぇ変な映画観たなぁというのが正直な感想でした。恐らく宮崎駿のすべてをぶちこんだ映画だと思いますし、だからこそ非常に狂った映画だと思いました。(褒めてます)
戦闘機を作っている二郎は、それが戦争に使われ多くの命を奪うという事実と葛藤する様子はほとんど見られない。また、ヒロインの菜穂子さんもとても主人公にとって都合のいい女に仕上がっている。この二つの点が気になったところです。
この映画自体が、宮崎駿のGAMBOなのだと思いました。自分の作りたいものを作る。戦闘機を作るがそれによって生まれる負の部分とは向き合いたくない。それを無条件に応援してくれる、勝手に好きになってくれる、幼女のときに出会った女と結婚、しかも美しいところだけ見ていたい。 非常に歪んだ何かがつまっていると思いました。いやみったらしく書きましたが、作家のすべてをぶちこんできている作品は僕はそれだけで魅力的だと思いましたし、見て良かったか?と聞かれたらそりゃ見て良かったかと思います。ただ、共感できるかと聞かれればこれっぽっちも共感できません!
菜穂子さんに関しては、もはやこの子の存在は二郎の妄想で実は存在していないのではないかと思うくらいです。
映画がおもしろいおもしろくないは置いといて、巨匠がたどり着いたのがこの狂った世界観、というところはすごくおもしろかったです。
短くいきます。世の中にはおっぱいがでなければならない映画というのがあって、この映画はそれだったと思うのです。この映画不自然なほどおっぱいがでない。おっぱいがでないということがノイズになるというめずらしいパターンです!
アクション面は僕はまぁまぁ満足でした。もうちょっと尺あってもよかったなぁとかラストの決戦のところとか歩思いましたが、楽しい映画ではありました。もっとカオスな感じにしても良かったかなぁ。と思いましたが。でもしっかりおもしろかったです!あとはおっぱい!(*`Д´)ノ
文句なく今年ベストの映画になりました。大好きなデル・トロが巨大怪獣と巨大ロボットの映画を180億円でとるという夢のような企画、これを最高のかたちで実現してくれた!ほんとうにうれしかったです。
個人的には小さい頃から父親の影響でゴジラのVSシリーズ、平成ガメラをすごく見ていました。幼稚園のころ父親に連れていかれた地元の名画座で初めての映画体験をしたスターウォーズep.4、そして小さい頃映画館で見て心底衝撃を受けたガメラ3。あのときに感じた気持ち。あのときの忘れていた何か。この映画は、映画体験として初心を思い出させてくれる、俺たちの好きな映画ってこれだったじゃん!って、そう思い出させてくれる。だから、この映画の前では、この映画の持つ圧倒的なパワーに身を任せて、涙を流し、熱狂し、興奮するしかないのだ。
パシフィック・リムは、2013年最高の映画になりました。
ゾンビがいっはいでるということで行ってきました。まず、わかってはいたけど話の進め方が強引かつご都合主義に満ちていまして後半なんか特に尻すぼみ感はすごい。というか違う映画がはじまる感じで。町山さんもたまむすびで言っていましたが、予算苦しんだんだろうなぁというのが如実にわかる急なペプシコーラのCM展開には笑いました。
しかし、あの大群ゾンビを拝めるだけでもまぁ見る価値はあるのかなぁと。ただこのゾンビちゃんたち、噛むだけでぜんぜん人間食べないのがちょっとなぁ。でも全力疾走型ゾンビのなかでもカタマリの妙がよかったし愉快な映画でした。
ひどいとは聞いていたけどほんとうにひどかった!w(褒めてます)
とにかくこれだけの豪華俳優人がここまでやるかというレベルのくだらない下ネタのオンパレード。
僕の好きな女優であるエマ・ストーン、ナオミ・ワッツ、クロエちゃん。どんどん好きな女優出てくるし、めちゃくちゃゲスイしで、これはそう言う意味では見る価値ありました。日本じゃぜったい無理な企画だろうし。ここに出る俳優みんなかっけえよ!w
ヒュージャックマンのリアルのどちんこ。
元祖俺の嫁ことナオミ・ワッツ嬢の痴女っぷりまんさいのキス(ここ一番興奮した!)
現俺の嫁ことエマ・ストーン嬢のぶっちゅーからのお口に指入れ-の。
クロエちゃんまさかの生理ネタ!
などなどほんとにくだらん!くだらなさすぎる!よく映画化できたもんだ!最高だ!
ただ、中盤、どうしても話の進み方が単調になるのと、ネタとして "おもしろくない"の事実だったりするのでそのへんをどう見るか。まぁどう見るかっていう映画ではない気がしますがw 姿勢は買う!
くそ深夜に観てきました。おもしろかった!
地球を何度もぶっ壊してきたエメリッヒですが今回ぶっ壊すのはホワイトハウス。
この規模縮小はとてもいい方向に働いたと思います!この規模でいいよエメリッヒさん。
お話はほぼダイハードなのですが、ダイハード焼き直しものの中でもトップレベルにいい方なのでは?とおもったり。
そりゃ突っ込みどころがないわけではないですが、脚本が非常にシンプルに整理されているのと、テンポがいいのと、コメディバランスもちょうどいい。そして多目の火薬。
なんといいますか、このぐらいのこういう映画でいいんですよ僕ら!という感じの午後ロー感というか、ちょうどいい!という感じが、うん。おもしろかった!って感じでした。
今年はジャンル映画でちょうどいいバランスの映画が多いような気がします。変にこねくりまわさないでいいんです。この感じ。このバランス。ちょうどいい!
ガッチャマン観てきました。お客さんは4人でした。
まったくおもしろくなかったです。今年ワーストは揺るぎないものとなりました。
とにかく、説明説明説明、悩んで悩んで、言い訳言い訳、ちょっと悩んでまた説明。
タイムリミット演出をとっているにも関わらず、この期に及んでダラダラダラダラ説明説明で、
お前らが思いの丈をダラダラ喋ってるうちにもう東京に発射されてるよ!
映画内の時間の進み方が現実よりも数倍遅いし、話がいちいち止まちゃって、話が進んでいかない。
この映画には、自分の思ってることを口にしないと気がすまない病気の人たちしか出てきません!
説明ゼリフしまくる割には大事なところの説明がない。
序盤、いきなり剛力さんが愉快にショッピング。ここでいきなりエピローグと矛盾!
剛力さんは巨大グルグルをどうやって止めたの?爆弾のスイッチを止めたら、巨大ぐるぐる自体の動力も止まるのか?
てかあの謎の舞踏会なんなんだ?てか実弾用意しろよ!
てか中村獅童振り切ってんなぁw逆におもしろい!
あんな極悪人をあんな軽装で捕まえに行くなよ!手からビーム出すの知ってるじゃん!
そもそも敵の目的は何なのでしょう?あんな圧倒的な武力もってんだからあんなこそこそ侵略しなくてもよくね?
ガッチャマンがいなかった10数年どうやって攻撃からしのいでたの?謎ですね~。もっと荒廃してるはずでは?謎。
作り手は一体なにを伝えたかったのか、どのような熱を持ってつくったのでしょうか。
これを大の大人がおもしろいと思っているのが怖いです。褒めるところが見当たりません。。