無い物ねだり。
「無い物ねだり」とは、現実に存在しないものや
手に入らないものを求めることを指します。
具体的には、自分や他人に対して、現実的ではない要求や欲望を抱くことです。
というのが、言葉の定義。
自分が今持っていないものに対して、
「現実的ではない」要求をしてしまうことをいうらしい。
隣の芝は青く見える。と言われるけれど、
私は、よく隣の芝ばかり気になってしまうので、
自分の芝がなぜお青くないんだと、いつもなげいてしまう。
それこそが、無い物ねだりであり、
自分の芝を受け入れられていないということなのだろう。
自分の芝を受け入れるには、
自分の芝はこんなもんなんだと、諦めるということ。
「諦める」という語源は、「明らかにする」ということらしく、
自分の芝は、他人とはどこが違うかを、明らかにすることで、
自分の芝はこうであると、諦めること。
諦めることで、自分の芝を受け入れ、
無い物ねだりもしなくなる。という流れ。
まずは自分を諦めて、受け入れることからがスタートですね。
自分を諦めるためには、自分は何ができるかを
明らかにする必要があります。
注意しなくちゃいけないのは、
他人との比較で、何ができるかを考えないこと。
隣の芝と比較してしまうと、もっと良い芝が現れた時に、
やっぱり自分は。。。となってしまう。
自分が揺らぐことのない、何ができるか、を探す旅に、
少し出てみようと思います。