幼少期に処世術として身につけてきた価値観。
それが大人になった今となっては、少し過剰過ぎて、
でもまだ残っている、信念と呼ばれるもの。
時々、この価値観が、いや処世術が過剰過ぎて
今の大人な自分を生きづらくしている場面もある。
例えば話し下手なこと。
うちは親に気に触るような事を言うとすぐ殴られたから、
いつしか喋らなくなった。喋るのが嫌になった。
でも、大人の社会では、喋らないと言うのは、マイナス面が強い。
周囲からは何考えているかわからないと言われ、
役割期待のギャップも埋められないから、ズレが生じる。
このズレを解消しておかないと、
思ってたのと違うと言うことになり、やり直しという大きなムダが発生する。
処世術として生きるために作られた信念が、
今生きる事を妨げてしまっている。
どうすれば、このヘンテコなギャップを解消することができるのか。
ちょっと考えてみることにします。