自分を受け容れるってことがよくわからなくて、

育ってきた環境を考えてみた。

 

私は失敗することが、極度に怖い。

だから、「やってみよう」なんて思えないし、

先が見えないことに対して、動けなくなってしまう。

 

なぜか。

おそらく、幼いころの環境で負った心の傷があるから。

 

しつけという名目で、ミスした時には、ぶん殴られた。

閉じ込められたり、家から放り出されもした。

 

親の考えと違う主張をした時も、ぶん殴られた。

幼いながらに、しゃべるから殴られるんだと考えた。

いつしか、家ではしゃべらなくなった。

 

学習性無力感。

何をやってもダメなら、いっそ何もしなくなる状態。

しゃべらなくなることで、自分の主張を持たなくなった。

それは今でも続いていると思う。

 

殴られない方法は何か。

幼いながらに出した答えは、「良い子」でいること。

反論せずに、従順であること。

ミスをせずに、完璧であること。

 

それらは、大人になった今でも、私を形作っている。

自分の意見を主張できないというより、主張するものがそもそもない。

失敗するかもと思える時には、焦りと恐怖で体が動けなくなる。

 

そんな認知が歪んでいることは、今ではわかっている。

わかっているけど、いざそんな状況になると、

感情に支配されて、動けなくなる。。。話せなくなる。。。

 

幼い自分が作った、そんな認知の強固な型を

少しずつでもほぐせていけたらいいなと思います。