創価学会では、さかんに「御書根本」といいますが、「法華経を持つ」御法主上人をはじめとする宗門の僧俗に対して、悪言を加え、誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)する創価学会の、どこに「御書根本」の姿があるのでしょうか。それだけでも御書に背(そむ)いていることは明らかではありませんか。
法華経『譬喩品(ひゆほん)』には、
「経を読誦(どくじゅ)し書持(しょじ)すること有らん者を見て軽賎憎嫉(きょうせんぞうしつ)して而(しか)も結恨(けっこん)を懐(いだ)かん(中略)其(そ)の人命終(みょうじゅう)して阿鼻獄(あびごく)に入(い)らん」(法華経176頁)
とあります。
これらの経文や御書に照らしても、正法を継承される御法主上人および宗門の僧侶を恨んで誹謗し続ける創価学会員の罪は重大であり、無間地獄にあって永劫(えいごう)に苦しむことは間違いないのです。
仏法では、人間の悩み苦しみの原因はすべて煩悩(ぼんのう)にあると説いています。煩悩とは、心を悩まし身を煩(わずら)わせる心の作用をいいます。この煩悩のもとになるものが貪(とん=むさぼり)・瞋(じん=いかり)・癡(ち=おろか)の三毒です。
創価学会は、池田大作の勲章あさりや天下取りの野望を満たすための集団であり、貪(むさぼ)りの集団といえます。その集団のために活動し、さらに自分の欲得のみを願い、敵対者を罵(ののし)り倒すことを第一に考えている創価学会員は、貪りの餓鬼道(がきどう)に堕(お)ちています。
また、破門された仕返しのために日蓮正宗を恨み、日顕上人に怒りと憎しみの矢を向けて、悪口雑言(あっこうぞうごん)の限りを尽くす創価学会、それに与同(よどう)して忿怒(ふんぬ)の形相で宗門や御法主上人を罵る創価学会員は、瞋恚(しんに)の塊(かたまり)であり、まさしく地獄界そのものです。
また、創価学会員は、創価学会の指導を鵜(う)のみにし、聖教新聞や創価新報などの悪宣伝を信じ込み、感情にまかせて宗門や御法主上人に対する怨念・憎悪をつのらせています。自分で物事の本質を見つめることができず、冷静に判断する理性を失った学会員は愚癡(ぐち)そのものであり、畜生界(ちくしょうかい)の姿です。
日蓮大聖人は貪・瞋・癡の三毒について、『観心本尊抄』に、
「瞋(いか)るは地獄、貪(むさぼ)るは餓鬼、癡(おろ)かは畜生」(御書647頁)
と仰せられています