日蓮大聖人は、末法のすべての民衆を救済するために御本尊を顕わされました。 | タロウのブログ

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日蓮大聖人は、末法のすべての民衆を救済するために御本尊を顕わされました。
 『観心本尊抄』に
「一念三千を識らざる者には仏大慈悲を起こし、五字の内に此の
たま
珠を
つつ
裹み、末代幼稚の
くび
頸に

懸けさしめたまふ」(新編 662頁)
と仰せです。
 日蓮大聖人は、末法の時代に出現され、御本仏としての化導のうえから、末法適時の大法を弘められ、全世界の民衆に即身成仏の大利益を得せしめんがために、「本門戒壇の大御本尊」を顕わされました。
 日寛上人は、『文底秘沈抄』に
「本尊とは所縁の境なり」(聖典 833頁)
と示され、妙楽大師の「正境に縁すれば功徳

猶お多し、若し正境に非ざれば
たと
縦い
ぎもう
偽妄無けれども亦種と成らず」の文を引用して、正境すなわち正しい本尊によってのみ、一切衆生は成仏できると指南されています。
 『報恩抄』に
「日蓮が慈悲
こうだい
曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の
ほか
外未来までも
流布
ながるべし、日本国の一切衆生の盲目をひらける功徳あり。無間地獄の道をふさぎぬ」(新編 1036頁)
と仰せのように、御本仏日蓮大聖人の広大な慈悲が御本尊として顕わされ、一切衆生の成仏道が開かれたのです。