パチンコ・パチスロが勝てない理由1 | タロウのブログ

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勝てない理由
http://www.geocities.jp/shingu_net/pachinko/13.html
パチンコはルール無用の業界である。脱税がまかり通る時点でパチンコ業界が無法地帯なのは疑う余地がないのだが、それ以外にも理由がある。
日本が定めるギャンブルは競馬や競輪のような公営ギャンブルのみであり、パチンコは日本においてギャンブルとして扱われていないことを、改めて認識し直さなくてはならないくじは、1枚300円で、10枚購入すれば必ず300円が当る。これを見たとき、購入者への返還率は10%である。
ところがパチンコ店には決まりが無い。大げさにいうと、全く大当たりしない台だけを置いても、法的に何のお咎めも無い(当然、評判が気になるのでそんなことはしないであろうが…)。
公営ギャンブル(競馬や競輪・競艇など)は、1レースの中にどれか必ず当たりがあギャンブルではないから、政府が何の規制もしない。このため控除率(換金率ではなく、結果的に胴元がプレイヤーの配当から利益としてピンハネする率。
いわゆるパチンコ・パチスロ台の設定)も定められておらず、それぞれのパチンコ店が客から搾取したい分だけ自由に設定して巻き上げるという「ほぼ全てを個々の店が裁量するシステム」である。
例えば年末ジャンボ宝る。つまり公営ギャンブルには掛け金に対する返還の保証がある。
それはもちろん個人に対してではなく、ギャンブル参加者全体に対してである。つまりパチンコというのは競馬や競輪などのギャンブルというよりも、夜店の「宝引き」に近い。
夜店の「宝引き」とは、「客側に垂れているたくさんのヒモの中の一つを引っ張ると、その紐に繋がっている景品が貰える」という単純な出し物で、客が引く紐と景品の間の紐は隠されていて、どの紐がどの景品と繋がっているかは引いてみないとわからない、という“縁日のくじ引き”である。
この宝引き、実は小当たりが出ることはあっても、大当たりは絶対に出ない。要するに子どもの欲しがる高額景品は、そもそも客側の紐と初めから繋がっていないのである。これは夜店の経営から考えても当然である。
例えば店側の売り上げというのは「ゲーム単価×客数」なので、仮に1日の縁日で100人が一回300円のゲームを行ったとしても売上は3万円。その条件で景品価値の合計が3万円以上になっている時点で、すでにおかしいのである。