いまさらながら観た。友達に借りたDVD。


自分にはこんなすごい舞台、つくれるのだろうか・・・



無理!


絶対ムリ!!(笑)



いまさらかよっ

って話だけど、ケラさんてものすごい文章を書く力が備わってる人なんだなと思う。


話の軸もバラバラ。場所もバラバラ。しまいにはごっちゃになってまざってるし。

「あれ? 違うよ! 君はこっちの話に居ちゃだめだよ土星人(笑)」

しかも会話は大事なところが意図的に抜かれてるし。

しかも内容つめこみすぎだし。


最近、時間の軸も、場所も、いろんなものがバラバラに配列されている舞台や映画が多いけど、

ああいうのって大好きなんだよね。


考えること放棄してみれるから。

つーか考えても無駄だから。。



きっとああいうのって、マクロな視点で『詩』なんだと思う。


でも、バラバラにするのって、一本筋の通ったものが書けるという力があってこそ。



だから余計にすごい。考えてようが考えていまいが、感じさせる力が物語にあるから。


とりわけ、ラストは衝撃です。

ここで終わったら、ほんとにコレは凄い舞台だなと思うところで、スパッと潔く終わってくれた。


自分も本を書いて思うのだけれども、説明しすぎるとつまらない。でも説明が足りないのは不安。

その対立がとても苦しい。

対角線に浮かぶソネットも、落とし所に非常に悩んだ。


でも労働者M、あそこまでスパっとやってくれると、なんだか勇気がでる。

ああ、このくらい堂々としてて、いいんだな…と。


うし。なんか書こう。


ブログ小説とかいいな。

一回やってみたかった。


小説用に書き直してる「青い雪、カナヅチで叩いたら割れてしまった夜空」を掲載してみよう…かな。


たぶん。。