組織開発ってどんな仕事? | 岡本太郎のブログ

組織開発ってどんな仕事?

「どんなお仕事をされているんですか?」


この質問を受けるたびに、悩んでいた



・・・にっ 組織開発コンサルタントです


・ω・ えっ?


・・・あはは えーっと、組織内のコミュニケーションを円滑にするお手伝いをしています


・ω・ へー。 (?)


・・・ベーっ! まぁ、シンプルに言うと、会社を元気にする仕事です


・ω・ 面白そうですね・・・ (??)


・・・あ、あはは もっというと、何でも屋です


・ω・ ははは・・ (???????????)


・・・わーん はは・・・は



どれも自分の中でしっくりきていないので、相手にもまったく届かない。



先日、CTIのCoactive Coaching を学び始め、自分の仕事内容を言葉で表現する

手がかりをつかみ始めた。



いま、私は、「組織開発(Organizational Development)」を仕事にしている。


組織開発とは、


クライアントが主体的にあるべき姿を描き、その方向に向かっていくための

働きかけ(intervention)を行うこと、


と考えている。


クライアントは、チームや部署、あるいは、マネジメントチームだったり、経営者個人

だったり、会社組織全体だったり。


組織開発のポイントは 「クライアントが主体的に」 と 「働きかけ」 だと思う。


「クライアントが主体的に」

 あくまで、クライアントが主体。主人公はクライアント。クライアントが答えを持つ。

 私の存在は、その答えを共に創る触媒。


「働きかけ」

 クライアントが主体的にゴールを定め、主体的に強みを活かしながらそこに

 向かっていく、そのための働きかけに決まりはない。それこそ無限にある。


 観察する、ただ受け取る、傾聴する、質問する(訊く)、

 仮説を立てる、プロセスをデザインする

 議論する、対話する、励ます、ただそこにいる・・・


万能な答えなんかもってない。あるわけがない。この瞬間、瞬間から創造する。




CTIで見つけた私のBeing、それは 「BE TARO OKAMOTO」 「芸術は爆発だ!」



「こういうもの」を表現したい、という最初の衝動がある。


描きたいという衝動じゃない。「こういうもの」を、なんだ。


                     (壁を破る言葉 ・岡本太郎)



組織がそこにある限り、ひとがそこにいる限り、私は働きかけていく。


「Peace」


Organizational Coaching、それが私の仕事だ。