サッカー選手としてのラストチャレンジをと選んだ先はインド

始めはとんでもない場所に来たと思っていたが

様々な問題を受け入れ、少し楽しみながら乗り越えられるようになってきていた

インドでプレーするメンバーと食事した時に「俺達は変態かもな」とあるメンバーが言ったように

変態度合いが増えたのか、成長できたのか

そう感じてきた時は既にシーズンが終わる頃だった

2014年4月27日vs ムンバイFC

サッカー選手としてのラストマッチを1GOALで勝利で飾ることができた

ホテルに戻り、チームメイトとプールで余韻に浸りながら話し、食事をとり、ベットへ

約30年間のサッカー人生を思い返し、サッカー選手を終える寂しさに涙が出てきたりと、一睡もできないまま朝を迎えた

シーズンを終えた翌日からは、ひたすら朝起きて給料未払いの交渉

交渉に応じてくれず、1日3回くらい事務所に通ったりもした

最後にGOALを決めたことが功を奏して、なんとか1ヶ月かけて未払いだった給料を受け取ることができた

そして帰りのエアーチケットも受け取れたとホッとした束の間、日付はなんとその日の夜だった

「ルピーは国外では両替ができない」

一刻も早く両替所へ行ったが、1日に両替できる上限が決まっていた

とにかく出会ってきた日本人の方々に連絡し、なんとか方法を見つけたのは飛行機が出発する3時間前

無事日本に帰国することができた

タイとインドから同時にオファーを頂いた中で

最終的には本場のインドカレーとナンが食べたいという理由でインド行きを決断、、、

そこから3ヶ月

給料未払い問題、ビザの問題、野良犬事件など様々な事があったけど

とても幸せで濃い時間を過ごすことができました

今でも夢のような時間

1番自分と向き合った時間

この時があったから、今の自分がいます

理解、応援して下さった皆様、本当にありがとうございました

今回は引退後のことを書こうと思っていましたが、友人が書いてくれた素晴らしい記事を見つけたので、こちらを是非読んで頂けたらと思います

それぞれのセカンドキャリア「元Jリーガー 長谷川太郎さんにインタビュー!」【第1話】



引退後、迷っていた自分がいました

でも、今はまた夢を見つけることができました

「2030年に日本からW杯得点王を輩出し、日本代表がW杯優勝し、日本サッカーに貢献する」

というものです

それと同時に仲間の夢のサポートをすること、引退後ご迷惑をおかけした方々に恩返しをすること、そして世の中に貢献することを目標としてこれからも頑張っていきたいと思います

これからも仲間と共に走り続けていきますので

応援の程、宜しくお願い致します


⚽️Taro Hasegawa⚽️

〜2030年 みんなで育てよう! W杯得点王〜