この記事は個人的な見解ですので、偏見も入っていると思います。いや、入ってます。それをご承知おきいただいた上で記事をご覧ください。
そもそも中学受験の先にあるであろう「学歴」という結果は個人の頑張った証左であり、それは中学受験だろうが高校受験だろうが優秀な人は結果(学歴)を出します。
学歴が必須かと言えば、決してそんなことはないと思いますが、大学までいったほうがより多くのことを勉強でき、将来の選択肢が広がりますし、やりたいことも見つかりやすいと思います。学力があれば色々な大学を選べます。また就職活動で学歴フィルターは現実問題としてありますから、学歴が高くてマイナスな点は少ないと思います。
でも今回は学歴が得やすい環境だから中学受験するという観点ではなく、別の観点から記事を書きたいと思います。
私の家族は、私も妻も中学受験をしており、長女も2021年受験終了、次女は2024年受験予定です。
私も妻も上に兄姉がおり、上が受験していたので自分もという流れでした。子供心に当たり前のように塾に行き、受験をしていました。
ちなみに私が大人になってから、私が受験するキッカケとなった兄姉の受験について聞いたところ、地元の公立中学が荒れていたからというものでした。(妻の兄姉の受験理由は聞いてません)
では子供達はというと、いくつか理由があります。前提として、近隣の公立中学は荒れていません。ただし、3学年で1,000人を優に超えるマンモス校です。
まずは自分達が充実した中高生活を送れたから。次に高校受験を経験していないために勝手がわからず高校受験になると学校と子供任せになってしまうから。最後に内申点制度に対する不信感です。
まず私も妻も中高一貫に通ったことで、勉強だけではなく部活動などの学校生活が充実して、その中から現在までお付き合いが続いている友人ができました。端的に楽しい学生生活だったんです。振り返ると恵まれた環境だったと思います。決して裕福ではなかった中で、私立に通わせてくれた親には感謝しています。
これは公立が楽しくないとか環境が悪いとか、そういう意味ではなく、私がその世界を経験していないだけですので、誤解ないようお願いします。
次に夫婦で中学受験をしたため、高校受験のシステムがサッパリ分からないため、漠然とした不安があるからです。世間知らずでお恥ずかしい話ですが、現実問題として知らないことに挑戦するよりは、経験していることのほうが方針や対策が立てやすく、アドバンテージがあると判断しました。
最後が内申点制度です。高校受験システムの一部かもしれませんが、これは成績以外の部活動や委員会活動、生活態度なども含めた評価だと思いますが、個人的には先生に気に入られるように要領良く立ち回る生徒が評価される制度(言い方悪くてすいません。偏見です。)と理解しています。
確かに言動の素晴らしい生徒が評価されるんでしょうが、評価する側って公平公正な人ばかりですかね?
長女の小学校の先生を見てきましたが、申し訳ないですが良い先生だと思ったのは6年間で1人だけです。これは長女を評価してくれたということではなく、減点法でしか子供を評価しない先生だったり、機嫌を伺わないといけない先生だったり、すぐに怒鳴る先生だったり。。。
あれ?会社の上司かな?と思ってしまう方いらっしゃいませんか?
上司も完璧ではありませんが、先生もそうですよね?それに文句をつけるつもりも、言ったこともありません。でも、そんな先生がたまたま中学3年生の担任になって、内申点がもらえなくて受験できる高校が決められてしまう。。。
納得できますか?
良い先生が担任になってもらえるかなんて、生徒からしたら運でしかありませんから、不確定要素を外したいだけなんです。(全ての先生を否定しているわけではありません)
内申点制度に対する偏見もあると思いますが、近隣中学の内申点の話を聞くと、極端な話ではありませんし、必ずしも的外れではないかなと思います。
だってノートの取り方がキレイかとか、授業中に肘を付いていないかとか見られるんですよ?そんなことまで?と思ってしまいます。
要領の良くない長女が、超マンモス校の中で良い内申点をもらえると思えない。
それなら点数だけで評価されたほうが分かりやすい。実力が足りなければ、それは自己責任ですから納得できます。
これが我が家が中学受験する理由です。要は高校受験との比較で、相対的に中学受験の方が良いという判断です。
何が子供にとってベストな選択かは分かりませんが、特に世間を知らない小中学生のうちは、よりベターな選択をしてあげられるよう、親として努力したいと思っています。
長々と超個人的な見解を述べて失礼いたしました。
とりあえず、これを書きながら次女の組分けテスト対策も少しできたので、少しだけ安心してます。少しだけですけどね。