2019年4月から、通販で買ったBLADE SCという車高調整式サスペンションキットに、フロントはMAQsの200mm 8kg/mmのスプリング、リアはHKSの250mm 6kg/mmのスプリングを合わせて使用していますが、「乗り心地が悪い」と妻から不評。
機会があればサーキット行きたいな、と思いつつ、そんな機会は一向にありません。
と言うことで、少し足回りを柔らかくすることに。
スプリングはストラットから摘出
AE86に乗っていた頃から、「上からバネ交換できる」という話を聞いたことがありましたので、今回は上から交換してみることに。
トップナットを電動インパクトレンチで緩めました。説明書には、「インパクトレンチ使用禁止」とありますが、六角レンチ穴もなくて共回りするのにどうやって緩めろって
ジャッキアップしてアッパーマウントを外しますが、スタビ効果でショックが下がりきらず、反対側もジャッキアップ
それでも数センチ引っ掛かるので、ハブを足で踏み下げながら、下から取り出し。
ピロカラー、アッパーシート、スラストベアリングを上から摘出し、やっとバネも取り出し
ストラット、スッカラカン
新旧スプリング比較
取り出したスプリングと、取り付けるSwiftの9インチ(228mm) 7kg/mmスプリング。
MAQsは、5mm程全長が短くなっていました
ヘタリかなー
自由長を28mm長くし、レートを1kg/mm下げます。
アッパーマウント周辺の状況
スラストベアリングは、上下のステンレス製シートが段付き磨耗しており、グリスも切れていました
道理で低速でステアリングを切ると、ゴロゴロと異音がするはずだ
汚れを取り、シートを裏返し、モリブデングリースを塗布して組み付け。
左のアッパーは、ピロ(スフェリカルベアリング)にガタが発生し、スラストベアリングの状態も、汚れも磨耗も右より酷かったです
道理でコトコト異音はするし、ステア時の音も左が大きかった訳だ
左だけ錆と痛みが酷いのは、雨天時に水溜まりに入ることが多いからでしょう。
ピロ抑えを外し、ピロを手持ちの中古良品に交換します
BLADE純正はメーカー不明。
手持ち中古のNMB製に交換。
ガタのあるピロは、少し押すとスルリと外れましたが、NMBはすんなり嵌まらない。
大きいラチェットのコマを当て、ゴムハンマーで叩き込み
元通りに組み付けて調整
さて、スプリングの長さとレートが変わったので、セッティングをせねば
1G時の沈み込み量は、前軸重量を880kg、レバー比1.1とすると、60.5mmから69.1mmに増加する?
プリロードを15mm掛けた状態だと、69.1-15=54.1mmで、6.4mm車高が上がる、と。。。
右はブラケットが緩んで7mm位車高が下がっていたので、それを戻して、、、あーワケワカラン
因みに、ロアブラケットに入っているシェルケース長は約70mmだったので、あと10mm位は全長を伸ばせそうです。
取り付けて家の回りを少し走って車高を測定すると、左右とも10mm位上がったみたいだ
少し車高を上げようとも思っていたので、丁度良かった
リアも交換する予定でしたが、疲れたのでまた後日。。。