ブログをはじめたのは | たそまらのんな~猫たちとの日々

たそまらのんな~猫たちとの日々

縁あって出会った猫たちとの毎日を、気の向いた時に綴ります。 
時々2022年に子宮頸がんにより30代で旅立った最愛の娘へのメッセージも…
2024年5月16日次男猫ソラが虹の橋へ

わが家のにゃんたちのかわいい姿を残しておきたくて


2015年3月22日から

ブログを書き始めました

2023年
「たそまらのんな」たちは
最高齢15歳をはじめ最年少は9歳になり


ひとりも欠けることなく


まあまあ元気で暮らしてくれています


ありがとね


これからも
いろんなこと
一緒に乗り越えていこうね照れ


この先は
私の今


辛い気持ちになるかもしれないので

苦手な方はここで
閉じてくださいね







娘のことで
私のこれからの人生は大きく変わった

たくさんの思い出と共に
生きていく

なんて
言える時がくるのかな…

娘の部屋から引き上げた荷物を
少しずつ整理


ベイマックスがにゃんこを抱っこしている耳かき

何を見ても泣けてしまい
なかなか進まない



親友に
痛みを訴え
「パパの最後の時を思い出して
怖い」
と言った娘

助けたかった

たった一度だけ
私の前で泣いた娘の肩を抱き
さすってやることしかできなかった私が
情けない

もっともっとたくさん
抱きしめてやりたかった



手術の翌年
抗がん剤を受けていた頃
この頃は
治療はうまくいくと信じて疑わなかった


治験を受けると決めた昨年のはじめ
痛みを抑えながらの毎日だけど
ななを抱っこする力があった



亡くなる
1ヶ月半前

尿管、尿バッグを付けながら
リモートと月に数回は出社して仕事していた


何事も本当によく頑張ってた
頑張りすぎるほど…


大学卒業後から
ひとり暮らしをして
やっと憧れていた街に住み
夢を叶えたあと

いずれは
私と暮らすと
親友に言っていたという

私にはそんなこと
言ってなかった



ニュースで新宿御苑の桜の話題があった

昨年の今頃、痛みに耐えながら
「歩いてると気がまぎれる」と言って
千駄ヶ谷の自宅周辺を散歩していた娘

新宿御苑にも歩いて桜を見に行ったと言ってたな

どんな気持ちで見ていたのか…
治験に参加すると決めてはいたが
希望と不安が入り混じっていたんだろう


来年は一緒に行こうね
と約束したのに


定期的に会う娘の友人たちが
娘の物を身に着けてくれて来て
私もそうしていて
彼女たちとの会話で
思う

娘は今
何の苦痛もなく
大好きなみんなの中に
笑顔でいる

少しだけ気持ちが救われる

先日も
娘の友人から
笑顔の娘が夢に出てきてくれた!
と連絡があった


ある方が
娘が若者たちとの交流の場をプレゼントしてくれたと
言ってくれました

それをありがたく心に刻み
生きて行かないと…


最近
娘のために作っていた
フルーツのジャムや
娘が大好きだったけんちん汁
かぼちゃのスープ
玉ねぎスープ
作り始めた

でも

ふたりでよく食べた
チョコミントのアイス売り場には
まだ行けない


最後に一緒に食べた
マックの月見バーガー
今年の秋
食べられるかな…



またいつか
たそまらのんなたちを愛してもらえるブログに戻ります

その時はよろしくお願いします