母は猫が大好きで私が物心ついた時にはまわりにたくさんの猫がいた
わが家は猫を棄てるには格好の場所だったんです
父が左官業、母は祖母と一緒に農業をする家で育った私は遊び相手はいつも猫
昔のことなので家の中も外も行き来自由で去勢避妊手術をすることもなく、ご飯もキャットフードなんてなくて人間の残りの魚やその他いろいろ
家の前の畑を走り回り木に登ったり、藁が積んである大きな物置小屋や、幾つもあるビニールハウスの中で出産、子育てをしていました。
母猫が飼育放棄した子も育ててくれる雌猫がいて大きく育ってくれました。
それを目を細めて見ていた母。
私が猫を好きになったのは当然ですね
成人式の朝
母が抱いているのはポンちゃん
✳️母の右目が腫れているのはちょっとしたケガです
DVではありませんよ
だけど猫たちは今よりもずっと短命で長く生きても5年ほど
ネギ入りのお味噌汁とかも与えていたんですからね
猫が亡くなると畑の一画にお墓を作って埋葬しました
知らない間にいなくなる子もいて
猫は死に際を見せないとその時母に教わりました。
とその時母に教わりました。反対に父は猫が好きではなく、家の中に猫がいると怒っていましたが、強い母に一喝されるし、可愛い娘(私のこと)に嫌われたくなくてがまんしていました
こちらは新婚間もない初々しい私
抱いているのはクロちゃん、横には白ちゃんが寝ています
このふたりの他にチンチラシルバーのチャミがいました
ずっと猫たちに癒されてきたんだなぁ
にゃんこっていいもんですね