奴を見てて思うんですが
過去の執着や恨みが強すぎると
他責思考で
そこから抜け出せないんですね。
過去の私もそうでした。
母親や義母、義姉を恨み
執着していました。
でもそこには前に進む道は
1ミリもなかった。
奴が何十年も前に別れた元嫁の事を
貶す言葉を聞き続けるのは
私も苦痛でしかない。
元嫁は確かに聞く限りでは
家事も育児も放棄気味
ネグレクトで自己怠慢の塊みたいな感じですけどね。
でも奴は自分も
同じように人任せにして
親にもアレコレ世話を焼かせて
何でも親のせい、元嫁のせいにする。
自分もかなり家庭を疎かにしてきたのが
見て取れる。
物が無くなれば親のせい。
でも自分があちこちに置いて
無くす
落し物をする
忘れ物を頻繁にする
そんな自分に向き合えてない。
親が元気で家を綺麗に保って
トイレ掃除、風呂掃除
風呂にお湯をはる
洗濯、掃除、庭の手入れ
全部親がやってきてくれたんです。
一緒に生活してれば
そりゃお互い不満もあるし
愚痴も出るのは仕方ないですけどね。
少し前までは食事の用意も片付けも
全部親任せ。
今は炊事は2階のキッチンで
自分でやるようになって
奴も毎日の食事や買い物の手間が
いかに大変かは理解してきたようですが
今もその他のことは親任せ。
いつまでも親は元気でいてくれない。
私は家事を簡単だと言う人は
家事にどれだけの負担があるか
どれだけの思考や工程を踏むかを
理解してないと思うんですね。
自分一人で生活してたら
全部自分でしないといけない。
適当にやってそれでいいなら
1人なら誰にも迷惑かからない。
でも家族がいて
アレコレして貰って
少しのことでキレるのは
どうなのかな?
ご飯が出来てて当たり前
掃除も洗濯も出来てて当たり前
そう過ごしてきた年月を振り返り
感謝の気持ちを持てば
少しは自分も出来ることはやろうって
なると思うんです。
ご飯食べたら
洗い物は時々でもやったらいいし
洗い物してやったぞ!
は違うんですよ。
いつもして貰ってるから
これくらいはしておこう!
って行動しないと・・・
自分でやれる事はやる。
日々して貰ってることは
当たり前じゃない。
少し手伝ったことを
感謝の気持ちでするなら
してやった!
という発言にもならないんですよね。
家事は無償の労働ですよ。
タダでして貰って感謝もしない事は
大変な労力を認めていない事。
いづれ、自分一人になった時に
家事の本当の大変さを痛感するんです。
主婦なんて
自分の事より家族の為にやってる事が
膨大にある。
それに見返りも求めない。
でも感謝の気持ちを忘れられると
心は消耗していくんです。
今、奴は調子崩してて
時々仕事休んだりしてますが
一人暮らししてたら
仕事してても家事は毎日寝るまである。
疲れを取る暇も無くなります。
休んでゆっくりしたくても
家事はある程度するしかない。
しんどくても
ゴミ屋敷にしたくなければ
やらないといけない。
お風呂に入るにも
お湯を入れて、体を洗って
お風呂掃除や換気も欠かせない。
石鹸やシャンプーの買い足し
詰め替え
水垢落とし
カビ取り
それを怠ると・・・
平気な人はそれでいいのかも知れないけど
不潔さは見た目にも出ます。
学生で一人暮らしの子の家に泊まった事があって
長年トイレ掃除もしないで
トイレが真っ黒・・・
トイレ見て吐きそうになりました!🤮
お風呂もピンクのカビだらけの人もいたし、シャワーカーテンがカビだらけって人もいる。
そんなお風呂に入りたくないですよ。
気持ちよくお風呂に入れてるのは
自己努力なのか
家族のおかげなのか
そんなことにも目を向けて欲しいなと思います。
家の事、しようと思ったらできる!
って奴は数年前に言ってたけど
1年程前から自炊するようになってからは・・・
仕事疲れた!ご飯炊くんめんどくさい!
疲れたからご飯作るんしんどい!
ラーメンしよかな・・・
なんて言う事が増えました。
それでも、洗濯やお風呂掃除なんかは
親がしてくれてるから
お風呂入って出るだけでいいし
洗濯もカゴに放り込むだけでいい。
作業着も下着も洗って干して畳んでくれる。
その分、自分がやらなくていい。
自分だけで生活してれば
それも全部自分でやらないといけない。
家事は簡単ではないんです。
頭も使う。体も使う。気も使う。
誰かの為なら尚更、その労力は大変なものです。
私は小学生の頃から家事も学校も、
中学生になれば部活もやって
睡眠時間削って
フラフラでした。
夕食を食べながら睡魔に襲われ
ひっくり返りそうになることも・・・。
5時起きで家事。
学校終われば買い物、炊事
洗濯物を取り入れたたむ。
結婚しても家事育児
自分のことは二の次。
私の場合は手抜きすることを
悪い事と捉え
自分を追い詰めてしまったんですね。
今、私は家族も居なくて
生活保護で自分の事だけやれば
なんとかやっていける。
それでも楽に家事してる訳でもない。
人が作って出してくれた物を食べるという事があれば
どんなに有難いことだろう。
でも、してくれてる事にあぐらかいて
出来てて当たり前だと捉えて
甘えてちゃいけないと思います。
同じように
生活保護でも
皆さんの税金でなんとか生活していけてる。
生活保護がなければ
ホームレス。
または・・・死に直結します。
それを当然だとあぐらかいて
楽しようとしてはダメだとは思います。
常に感謝の気持ちを持って
自分に出来ることをやる。
助けてくれてる人に対しても
自分ができる恩返しをしていく。
自分でも人の役に立てる事があれば
やって
感謝の気持ちを忘れないでいようと思ってます。
ただ、自己犠牲は駄目ですね。
自分を守りながら
出来ることをやっていく。
自助努力もしていく。
親や家族に不満があっても
これまでの事に感謝
日々の事にも感謝できる自分であれ!
と、そんな風に思ってます。
ただ、鬱は厄介です。
なった人にしか解らない
他の病気と比べることは出来ない。
辛い時は人に頼っていいと思います。
その相手が困った時には
自分が支えればいい。
自分を客観視する余裕も
どう向き合っていくか冷静に考える思考も大事。
鬱が重症になると、そもそもそれが出来なくなるのが
厄介ではあるんですけどね。
そんな時は十分休むことです。
鬱は脳の病気です。これがわかってない人が多い。
脳疲労を取る。
それから段階的に
自己努力をしていく。
思考を切りかえる認知行動療法は
自分で出来ます。
自分の感情をコントロールしていく。
マインドフルネスや
アンガーマネジメントも
少しずつ身につけていきたいですね。
不平不満を人にぶつけるだけでは
何も変わりません。
自分に向き合わず
逃げるだけでは
あらゆる依存に繋がります。
私が経験してきた失敗です。
だからこそ、学んでほしいし
私もまだまだ学びの途中です。







