こんにちは。
現代氣功（氣幸）を活用し、あなたの心と身体の健康を整え、さらに理想の未来と夢（ゴール）の実現をサポートする氣功師のTakahiroです。
このブログでは、現代氣功、クンダリーニヨガ、コーチング、食に関する情報を通じて、あなたが理想の未来とゴールを実現するための理解を深め、実践的なアプローチをお伝えしています。
今回は、
氣が合うということ
（ヒーリングが深く届く、
たった一つの本質）
についてです
お品書き
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氣が合う、という不思議な感覚
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一般的に言われる「氣が合う」とは
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心理学・脳科学・認知科学から見た「氣が合う」
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内部表現が同調するとき、何が起きているのか
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東洋思想における「氣」とは何か
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合氣道の「合氣」と、氣が合うという境地
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ヒーリングにおいて「氣が合う」ことの重要性
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氣が合うときの体感とサイン
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無償ヒーリングで、相性を確かめてみる
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まとめ｜あなたに合う氣功師を見つけよう
今回は前回の続きで、「4.内部表現が同調するとき、何が起きているのか」からになります。
その前に、前回の振り返りをしようと思います。
前回のおさらい
これまで、私たちは「氣が合う」という感覚を、日常の体験から少しずつ言葉にしてきました。
第1章では、初対面なのに話しやすい人、一緒にいても疲れない人、言葉にしなくても通じる感覚など、誰もが一度は経験したことのある「氣が合う」という体感を思い出しました。
第2章では、「氣が合う」という言葉が、昔から使われてきた、極めて人間的な表現であることを確認しました。
それは理屈ではなく、体感をもとに自然に生まれた言葉でした。
そして第3章では、心理学・脳科学の視点から、なぜ「氣が合う人といると楽なのか」を見てきました。
氣が合う人とは、自分のコンフォートゾーンやホメオスタシスを脅かさない相手でした。
だからこそ脳は防御を手放し、会話や呼吸、感情のトーンが無意識に同調していく構造が見えてきました。
ここまでで、「氣が合う」という感覚が、決して曖昧なものではない、ということが分かってきたはずです。
では次に、その同調が、脳や認知のより深いレベルでは何として起きているのかを見ていきましょう。
4.内部表現が同調するとき、何が起きているのか
私たちは、外の世界をそのまま見ているわけではありません。
脳の中で、経験や記憶、価値観をもとに作られた「内部表現」を通して世界を認識しています。
内部表現とは、物事の捉え方、意味づけ、感情の反応パターンなど、いわば「世界の見え方の地図」のようなものです。
氣が合う人同士では、この内部表現の構造が、自然と似た状態になっていきます。
そのとき、脳の中では、非常に興味深い現象が起こっています。
一つは、インターブレイン同期と呼ばれる現象です。
これは、会話や共同作業をしているときに、二人の脳活動のリズムが部分的に同期することを指します。
氣が合う相手と話しているとき、理解が早く、やり取りがスムーズに進むのは、脳の情報処理のリズムそのものが揃っているからだと考えられています。
もう一つ重要なのが、ミラーニューロンによる共感の働きです。
ミラーニューロンは、相手の動作や表情、感情を見たときに、まるで自分が同じ体験をしているかのように反応する神経細胞です。
氣が合う相手に対しては、このミラーニューロンの活動が高まり、相手の感情や意図を、無意識のうちに「自分のもの」として感じ取ります。
その結果、「説明しなくても分かる」・「言葉にしなくても通じる」という感覚が生まれます。
つまり、「氣が合う」という状態は、単なる比喩や雰囲気の話ではありません。
それは、内部表現が同調し、脳と認知のレベルで情報処理が共鳴している状態だと言うことができます。
5.東洋思想における「氣」とは何か
ここまで読み進めてきたあなたは、「氣が合う」という感覚が、単なる雰囲気や気分ではなく、脳や認知、内部表現のレベルで起きている同調現象であることを理解してきました。
では、その同調は、東洋思想ではどのように捉えられてきたのでしょうか。
■「氣」は感情でも雰囲気でもない
東洋思想における「氣」は、感情や性格、精神力そのものを指す言葉ではありません。
それは、人や場に「流れている状態」そのものを指します。
氣とは、「何かを起こす力」ではなく、「どのように巡っているか」という在り方なのです。
■氣は流れ、巡り、変化し続ける
氣は、固定されません。
身体の中を巡り、人と人の間を行き交い、場の空気として変化します。
だからこそ、東洋思想では一貫して、
-
流れがあるか
-
滞っていないか
が重視されてきました。
ここで重要なのは、氣が整っている状態では、無理な力が必要ないという点です。
■滞りが生むのは「不調」と「対立」
氣が滞ると、身体には不調が現れます。
同じことが、人間関係や認知の世界でも起こります。
-
相手の言葉に過敏になる
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先回りして身構えてしまう
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正しさでぶつかろうとする
これは、性格の問題ではありません。
氣の流れが詰まり、相手と自分の間に「抵抗」が生まれている状態なのです。
逆に言えば、氣がスムーズに巡っているとき、人はそもそも戦う必要がなくなります。
■「氣が合う」とは、対立が起きない状態
ここで、「氣が合う」という日常的な言葉を、もう一段深く定義し直してみましょう。
「氣が合う」とは、
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相手を説得しなくてもいい
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自分を守ろうとしなくてもいい
-
無理に主張しなくても、自然に噛み合う
そんな状態です。
これは、どちらかが譲っているのではありません。
お互いの氣の流れが、最初からぶつからない形で一致しているのです。
■流れが一致すると、先に調和が起こる
氣の流れが整うと、人は相手の動きや意図を「読もう」としなくなります。
代わりに、
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呼吸
-
間
-
タイミング
が自然と揃っていきます。
このとき起きているのは、内部表現やホメオスタシスの“結果”ではなく、流れそのものの一致です。
ここまで来ると、「合わせる」「調整する」という意識すら消えていきます。
■東洋思想の「氣」は、武道へと研ぎ澄まされていく
東洋思想は、この「流れが一致する状態」を、日常だけでなく、身体技法としても磨き上げてきました。
それが、武道の世界です。
特に合氣道は、この「氣の一致」を、最も純粋な形で体系化した武道だと言えるでしょう。
次の章では、合氣道における「合氣」とは何か。
そして、それが日常で感じる「氣が合う」という境地と、どのようにつながっているのかを見ていきます。
長くなるので、今日はここまでです。
今日も、最後まで、読んでくださいまして、どうもありがとうございました。
最後までお読みいただいたささやかなお礼として、このページを見ながらあなたの体や心の痛みを思い浮かべると、それが軽減されるようなヒーリングを施しています。
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