こんにちは。
現代氣功（氣幸）を活用し、あなたの心と身体の健康を整え、さらに理想の未来と夢（ゴール）の実現をサポートする氣功師のTakahiroです。
このブログでは、現代氣功、クンダリーニヨガ、コーチング、食に関する情報を通じて、あなたが理想の未来とゴールを実現するための理解を深め、実践的なアプローチをお伝えしています。
今回は、
テスラのエーテルと
超ひも理論、そして氣功
についてです
お品書き
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はじめに
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ニコラ・テスラとエーテルエネルギー
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超ひも理論とは何か
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私が感じた共通性①
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私が感じた共通性②
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私が感じた共通性③
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氣功を実践する立場からの私見
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おわりに
今回は前回の続きで、「3.超ひも理論とは何か」からになります。
その前に、前回の振り返りをしようと思います。
前回のおさらい
ここまでの1章・2章では、ニコラ・テスラの思想を入り口に、「物理的に目に見えるもの」そのものではなく、
その背後にある振動・エネルギー・情報のあり方に目を向けてきました。
テスラは、物質を最終的な実体として見るのではなく、それを成り立たせている振動や周波数こそが本質だと考えていました。
そしてその視点は、私が日々実践している現代氣功においても、自然に重なって感じられるものです。
形を直接変えようとするのではなく、その根底にある「あり方」や「性質」に働きかけることで、結果として変化が起こる感覚を、テスラのエーテル観を通して整理してきたのが、ここまでの内容でした。
3.超ひも理論とは何か
超ひも理論は、現代物理学の中でも、とても抽象度の高い理論です。
細かな数式や検証の話に入ると一気に難しくなってしまうので、ここでは「どんな発想の理論なのか」という点だけを見ていきます。
従来の物理学では、世界は「点のような粒子」でできていると考えられてきました。
電子やクォークといった粒子は、これ以上分けられない最小単位として扱われてきたのです。
一方、超ひも理論では、その前提が少し変わります。
粒子は点ではなく、極めて小さな「ひも」のような存在だと考えます。
このとき重要なのは、粒子の違いは「ひもの素材」ではなく、「どう振動しているか」で決まるという発想です。
ひもがどんな振動の仕方をしているか。
その振動のパターンによって、電子として現れたり、別の粒子として現れたりする。
つまり、
-
まず振動の状態があり
-
その結果として、粒子という形が認識される
という順序になります。
この考え方は、「形が先にあって、それが動く」のではなく、振動の性質そのものが、形や性質を決めていると捉えている点が特徴です。
ここで私は、現代氣功で扱っている「情報」という概念を思い出します。
現代氣功では、体や現象を、単なる物理的な構造としては見ません。
その人がどんな状態で、どんな情報をまとっているか。
その情報のあり方（質）が体感や現実の現れ方を決めていく（情報が先、物理が後）と捉えます。
超ひも理論の「どう振動しているかが、何として現れるかを決める」という視点は、「情報の状態が、物理的な形や反応を定義している」という現代氣功の感覚と、よく重なって見えます。
もうひとつ、超ひも理論の特徴として語られるのが「高次元」の存在です。
私たちが普段認識しているのは、縦・横・高さ（＋時間）ですが、超ひも理論では、それ以外にも複数の次元が存在すると考えます。
よく使われるのが、ホースの例えです。
遠くから見ると一本の線にしか見えないホースも、近づいてよく見ると、円周方向の構造を持っています。
見えないからといって、存在していないわけではなく、視点やスケールによって認識できていないだけ、という考え方です。
この「見えないけれど、内包されている構造」という発想も、氣功で扱う情報空間のイメージとよく似ています。
普段の意識では捉えられていないけれど、確かにそこにあり、状態に影響を与えている領域がある。
それをどう扱うかが、実践の鍵になる、という感覚です。
繰り返しになりますが、超ひも理論は、いまだ検証途上の理論です。
これをもって何かを証明しようとするものではありません。
ただ、「世界は、見えている形よりも、見えない振動や情報の構造によって成り立っている」という考え方が、
現代物理と氣功というまったく異なる分野で、よく似た方向を向いているように感じられる。
その点が、私にとってとても印象的でした。
4.私が感じた共通性①「実体は振動である」
ここまで、テスラのエーテル観、そして超ひも理論の考え方を見てきました。
分野も時代も異なりますが、私自身がそこに共通して感じたのは、「目に見えるモノが先にあるのではなく、その前に“状態”がある」という視点です。
テスラは、装置や物質そのものよりも、それらを成り立たせている振動やエネルギーの働きに目を向けていました。
超ひも理論でも、同じような発想が現れます。
この理論では、粒子は固定された点のような実体ではなく、極めて小さな「ひも」がどう振動しているかによって、電子として現れたり、別の粒子として現れたりすると考えます。
ここで重要なのは、「粒子というモノがあって、それが振動している」のではなく、振動の状態そのものが、結果として“粒子”として認識されているという点です。
この考え方は、私が日々実践している現代氣功の感覚とも、自然に重なります。
氣功では、体の変化を、単なる肉体の構造だけで捉えません。
呼吸の深さ、意識の向き、力の抜け具合といった内側の状態が変わることで、体感や反応が変化していきます。
例えば、同じように立っていても、
- 無意識に力が入り、呼吸が浅いとき
- 呼吸が自然に通り、体が緩んでいるとき
では、安定感や周囲の感じ方がまったく違います。
見た目の「形」はほとんど変わっていなくても、内側の状態（氣の巡りや意識のあり方、その響き）が変わることで、体験そのものが変わっていくのです。
ここで、私がよく使っている言葉をひとつ紹介しておきます。
私は、目に見える体や出来事が現れる領域を「物理空間」、その前段階として、状態や振動、意識の向きといった情報が存在する領域を「情報空間」と呼んでいます。
といっても、別々の世界があるという意味ではありません。
あくまで、ひとつの現象を、どの層から見ているかの違いです。
物理空間では、体の動きや姿勢、出来事といった「結果」が見えます。
一方、情報空間では、呼吸の深さや緊張の質、意識の向きといった結果が生まれる前の状態を扱います。
現代氣功では、この情報空間の状態に働きかけることで、結果として物理空間に変化が現れる、という捉え方をしています。
たとえば、ギターを思い浮かべてみてください。
弦そのもの（物理）を強く押さえ直すよりも、どんな響きで鳴っているか（情報）を整えるほうが、音は自然に変わります。
現代氣功で行っているのも、これとよく似ています。
こうして並べてみると、テスラは、振動が現象を生むと考え、超ひも理論では、振動が粒子を生み、氣功では、状態の変化が体験や現象を生む。
表現は違っていても、「モノより先に、状態や振動がある」という共通した構造が見えてきます。
私は、この共通性を証明しようとしているわけではありません。
ただ、異なる分野を学び、実践する中で、同じ方向を指し示しているように感じる瞬間が、何度もありました。
その感覚を、今はこうして言葉にしています。
そして次に氣になってくるのが、その「状態」や「振動」は、いったいどこに存在しているのか、という問いです。
次章では、もうひとつの共通点として、「空間は無ではない」という視点を見ていきます。
一見、何もないように見える場所に、すでにどんな前提や構造が含まれているのか。
そこから、また別のつながりが見えてきます。
長くなるので、今日はここまでです。
今日も、最後まで、読んでくださいまして、どうもありがとうございました。
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