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現代気功(氣幸)で、あなたの心と体を健康に、さらに、夢(ゴール)の実現まで応援する氣幸師のTakahiroです。
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お品書き
- エヴェレットの多世界解釈とは?
- この世界は観測すると決定する
- 具体的にどういうこと?
- 観測しないまま熟すのを待つ
1.エベレットの多世界解釈とは?
あなたは、エヴェレットの多世界解釈について、知っていますか?
新海誠監督の映画『君の名は』は、多世界解釈の世界観ですよね。
実際に、三葉と高校の同級生のてっしーのセリフに、「わかった!それって前世の記憶や。エヴェレットの多世界解釈に基づく、或いはマルチバーストに無意識に接続して・・・」なんてのもありました。
エヴェレットとは、米国の物理学者ヒュー・エヴェレットのことです。
彼は、1950年代に「多世界解釈」という新しい理論を提案しました。当時は、斬新すぎて、ほとんど受け入れられませんでした。
でも、近年、彼の理論は物理学者の間で高く評価されるようになっています。
量子コンピューターなど最先端の研究につながっていて、この理論は量子力学という物理の分野でとても重要になっています。
では、エヴェレットの多世界解釈って、なんなのでしょうか?
エヴェレットの多世界解釈は、ある出来事が起こるたびに宇宙が分岐して、それぞれの結果が現実となる別々の宇宙が生まれると考えます。
2.この世界は観測すると決定する
量子力学では、物質(例えば電子など)が複数の状態に同時に存在することがあります。
これを「重ね合わせ状態」と言います。
しかし、人が観測すると、この重ね合わせ状態が一つの状態に「決定」されます。
エヴェレットの多世界解釈では、この観測の瞬間に宇宙が分岐すると考えます。
宇宙が分岐するって、世界が分岐するってことですね。
3.具体的にどういうこと?
では、観測の瞬間に宇宙が分岐するというということの具体例を挙げてみます。
●具体例①:コインを投げたら、表か裏か
投げる前
コインはまだ投げられていません。
この状態は「重ね合わせ状態」になっています。
表が出る可能性と裏が出る可能性の両方を持っています。
投げて観測する瞬間
あなたがコインを投げて結果を見る(観測する)と、宇宙が二つに分かれます。
■表が出る宇宙
観測の結果、表が出た宇宙が一つ生まれます。
■裏が出る宇宙:
同時に、裏が出た宇宙も別に生まれます。
宇宙が二つに分かれました。
もし、あなたが表を観測したら、あなたのいる宇宙は表に決定されます。
●具体例②:学校のテストの結果
テストを受ける前
テストの結果がまだ分からない状態です。
この状態も「重ね合わせ状態」です。
テストの結果を知る瞬間(観測)
あなたがテストの結果を観測すると、宇宙が複数に分かれます。
■満点を取る宇宙
観測の結果、満点を取った宇宙が一つ生まれます。
■90点を取る宇宙
同時に、90点を取った宇宙も別に生まれます。
■70点を取る宇宙
同時に、70点を取った宇宙も生まれます。
このように、宇宙が複数に分かれました。
もし、あなたが結果を90点と観測したら、あなたのいる宇宙では90点に決定されます。
4.観測しないまま熟すのを待つ
観測したら、その瞬間に決定してしまう。
そうであれば、それを逆手にとってしまえばいいと思いませんか。
そうです。
自分にとって、明らかに良い結果が来ると確信できるまで、観測しなければいいんです。
どういうことでしょうか。
異性の子が好きになったとします。
相手の気持ちがはっきりしないままというのは、「重ね合わせ」の状態です。
観測(告白)するまで、お付き合いできるか否かわかりません。
だから、そのタイミングで観測(告白)するのは、得策とは言えませんよね。
そこで、機が熟すまで、観測(告白)を待ちます。
そして、相手の気持ちがほぼ確信ができたところで、観測(告白)して、決定するのです。
いったん分岐した宇宙は分岐したままです。
決定してしまいます。
ですから、どうしても掴みたいものがあれば、機が熟すまで、観測せずに、ある程度確信が持てたら、さっさと観測して、決定していきましょう。
今日も、最後まで、読んでくださいまして、どうもありがとうございました。
最後まで、読んでくださったお礼として、このページを見ながら、あなたの体や心の痛みを思い浮かべれば、それが軽減するようにしておきますね