こんにちは。


現代気功(氣幸)で、あなたの心と体を健康に、さらに、夢(ゴール)の実現まで応援する氣幸師のTakahiroです。

このブログでは、現代気功、クンダリーニヨガ、コーチング、食に関して、理解を深めていただけるような情報を発信しています。

 

 

 

久し振りに、『食』について書こうと思います。

 

脂質は体にとって重要な栄養素の一つです。

 

脂質を構成している脂肪酸は大きく2種類です。

 

内容は次の通りです

  1. 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸
  2. 飽和脂肪酸の摂取源
  3. 飽和脂肪酸過剰摂取による影響
  4. 不飽和脂肪酸は酸化に注意

 

 

1. 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸

 

それぞれの特徴を挙げてみます

 

飽和脂肪酸

 

・比較的安定していて、酸化しづらい

常温で固まる「脂」

・主に肉やバターなどの動物性脂肪に含まれる

摂り過ぎると心血管疾患のリスクを増加させる

 

不飽和脂肪酸

 

・不安定であり、酸化しやすい

常温で液体の「油」

・植物や魚の「油」に多く含まれる

心臓血管を健康にする

 

 

バランスの取れた食事が重要ですが、

飽和脂肪酸の摂取を控え、

不飽和脂肪酸を多く含む食品を摂取するのが好ましいです。

 

 

 

2. 飽和脂肪酸の摂取源

 

飽和脂肪酸は、特定の食品摂取や、体内の代謝生成によって取り込まれます。

 

1) 食事

 ・主に動物性食品や一部の植物性食品から摂取されます。

  例えば、肉、乳製品(バターやチーズなど)、卵、ココナッツ油、パーム油などです。

 ・これらの食品を多く摂取することで、飽和脂肪酸の摂取量が増加します。


2) 加工食品

 ・加工食品やスナック菓子、ファーストフードなどに多く含まれます。

  これらの食品に含まれるトランス脂肪酸が飽和脂肪酸の摂取源です。

 

3) 代謝

 ・体内で糖や脂肪からエネルギーを作るとき、一部の不飽和脂肪酸が飽和脂肪酸にとなることがあります。

 

 

ここで、問題となるのは、やはり加工食品です。

※以前の加工食品の記事もご覧ください。

 

 

 

特に、トランス脂肪酸は大問題です。

 

トランス脂肪酸とは

・天然にほぼなく、工業的な加工で作られる

・食品加工工程で植物油を加熱すると作られる

・賞味期限を延長したり、食感や口当たりを改善する目的で利用される

・悪玉コレステロールを増加、善玉を減少させる

・心血管疾患や糖尿病のリスク増加、炎症の促進などの健康への悪影響

・日本を除く多くの国で規制されている

・マーガリン、焼き菓子、揚げ物、スナック菓子、ファーストフードに含まれるので注意

 

 

3. 飽和脂肪酸の過剰摂取による影響

 

飽和脂肪酸は、適度な量であれば利点がありますが、過剰摂取は健康リスクです。

 

日本では、昨今、生活スタイルの変化から、加工食品の摂取量が著しく増加しているので、注意が必要です。

 

飽和脂肪酸の過剰摂取による健康への影響

 

1) 心血管疾患のリスク

 悪玉コレステロールの増加につながり、心筋梗塞や動脈硬化などの心血管疾患のリスクを増加させます。
 

2) 肥満のリスク

 糖尿病や高血圧などの健康問題を引き起こす肥満やメタボリックシンドロームのリスクを増加させます。
 

3) 炎症の増加

身体内の炎症を増加させ、慢性化すると、様々な疾患が発症します。


4) 脳機能への影響

脳の健康に悪影響を与え、認知機能の低下やアルツハイマー病のリスクが増加します。

 

 

健康リスクを考えると、飽和脂肪酸の摂取量を抑えながら、バランスの取れた食事を摂ることが重要になります。

 

 

4. 不飽和脂肪酸は酸化に注意

 

せっかく、健康に良い不飽和脂肪酸をであっても、酸化させたら逆効果です。

不飽和脂肪酸は、酸化しやすいからです。

 

酸化すると、過酸化脂質、アルデヒド、ケトン化合物などの有害な化合物が生成されます。

 

これらは、細胞膜やタンパク質などの細胞成分に損傷を与え、炎症を引き起こし、さまざまな疾患のリスクを増加させます。

 

 

不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ方法

 

1) 適切な保存

 不飽和脂肪酸を含む食品や植物油は、光や空気、熱からの保護が重要です。 

 密封容器に入れ、冷暗所で保管するようにしてください。

 

2) 適切な加熱

 過度の加熱は、不飽和脂肪酸の酸化させてしまいます。

 できるだけ短時間の加熱調理を心がけることが重要です。

 

3) 酸化防止剤の使用

 ビタミンEやビタミンCなどの天然の抗酸化物質を含む食品を合わせて摂取すれば、酸化を抑制できます。

 

 

僕は、調理の際にオリーブオイルなどの植物油を使いません。

調理後に、油をかける工夫をしています。

 

 

今日も、最後まで、読んでくださいまして、どうもありがとうございました。

最後まで、読んでくださったお礼として、このページを見ながら、あなたの体や心の痛みを思い浮かべれば、それが軽減するようにしておきますね