現代気功(以下 氣幸)を始めると、どんどんと練習がしたくなる。

自分自身をヒーリング(自ヒーリー)してみる。

家族・友人など身近な人に試してみる。

 

でも、自分や自分のことを知っている身近な人にヒーリングするほど、

難易度が高いものはないんですね。

しかも、身近であればあるほど、難しくなる。

さらに、会社の上司と部下などの上下関係が関係してくるのも難しい。

 

氣幸の講座の練習会では、できていたのに、なぜできないんだろう。

やっぱり、自分は氣幸ができていなかったのかな?向いていないのかな?

などと、エフィカシー(自己効力感)がどんどんと下がっていってしまう。

負のサイクルに入っていく。

そんな人をたくさん見ている。

 

大丈夫だから、あなたの練習相手が悪い(ヒーリングが難しい)だけだからね。

こんな難しい相手をヒーリングできるようになったら、この世でヒーリングできない人なんていなくなるよって思う。

 

でも、人って、できないことにばっかりフォーカスしてしまうんですよね。

なぜなら、脳には、「ネガティブバイアス」といって、ネガティブなことに反応しやすい特性があるから。

 

というのも、

人類が生存するためには、危険から身を守る必要があるんです。

守るには、危険を回避することが一番効率的になります。

だからこそ、ネガティブにフォーカスしやすく進化すれば、生存確率が高まる

というわけです。

 

困ったもので、脳はできないと思考(イメージ)すると、できなくなるんです。

これも、特性です。

 

だから、できない・できない・・・とフォーカスしてしまうと、せっかくできていたヒーリングもできなくなってくる。不思議なものです。

 

じゃあどうすればいいかって、できないことはその場ですっかり忘れ去って、

できたことだけを嬉しい・楽しい・きもちいいと情動を膨らませながら、

感じていればいいんです。

そうすると、脳は、もっともっとと、脳内麻薬を出しまくって、

もっともっとと、そのような情動を出すように勝手に動いてくれるんです。

ヒーリングが上達するってことですね。

 

もう一度言います。

『できなかったことはすぐに忘れ去って、ちょっとでも出来たらすごく喜ぶ』

それだけです。

 

さて、なぜ、自ヒーリ、身近な人、上下関係を持つ人へのヒーリングが

難しいかでしたよね。

 

まず、『市場の倫理』『統治の倫理』って聞いたことがありますか。

詳しくは、Jane Jacobsが著した『市場の倫理 統治の倫理(Systems of Survival)』

に書かれているので、興味があれば読んでみてください。

 

 

 

それぞれの定義は、

  • 「市場の倫理」・・・商取引など他者との協力関係を築くのに必要な規範
  • 「統治の倫理」・・・集団の秩序を維持するための規範

 

氣幸でいえば、

お金を払ってヒーリングを依頼してくるクライアントは「市場の倫理」にあります。

身近な人や会社などの上下関係のある人は「統治の倫理」にあります。

 

「統治の倫理」では、集団秩序の維持がとても重要です。

よく考えてみてください。急に、氣幸が使えるあなたが現れたらどうなりますか?

 

あなたが氣幸師になったとしても、あなたの身近な人、家族や友人などは、

これまでのあなたがそんなことができる人だったとは全く思っていませんよね。

氣幸なんてできないと彼らの内部表現(脳内のロジックでしたよね)に、

しーっかりとあなたのイメージが書き込まれているわけです。

 

しーっかりを書き込まれているあなたのイメージが書き換わらない限り

(その内部表現が書き換わらない限り)、氣幸ができるあなたは彼らの中に

存在しないことになります。

ヒーリングの効果が出るわかないですよね。

 

会社などでの上下関係だって同じことです。

部下が急にそんなことができるなんて、社内秩序を乱しますよね。

 

自ヒーリーも、これまで長年に渡って形作ってきたあなたのセルフイメージが

しーっかりと、あなたの内部表現にロジックとして書き込まれているわけですから、伝授を受けただけでは、すぐには書き換わりません。

 

というわけで、氣幸を始めたばかりで、そういった方に、ヒーリングを行うのは

とーっても難易度が高いわけです。

 

もちろん、自ヒーリーを繰り返して、

(ネガティブにフォーカスしないで、少しでもできたことにフォーカスして)

いれば、氣幸ができるセルフイメージに書き換わっていきます。

さらに、氣幸ができたっていう成功体験に基づく、エフィカシーの向上と相まって、どんどん、氣幸の効果が顕著になってくるでしょう。

 

自ヒーリで効果が出るということは、一番手ごわいセルフイメージを書き換えることができているわけですから、「統治の倫理」下にある家族や友人、上司なども余裕で書き換えることができるようになっているはずです。

 

そのころには、もう誰でも、書き換えられる気功師になっているでしょう。

なぜって、身近な人以外は、あなたの情報(イメージ)をほとんど持っていないし、

集団秩序の維持を心配する必要のない方だからです。

 

それに、「市場の倫理」の方は、あなたに書き換えを依頼してくるんです。

初めから、あなたの氣幸の効力を信じてやってきてくれるということなんです。

 

 

今日も、最後まで、読んでくださって、どうもありがとうございました。

 

最後まで、読んでくださったお礼として、このページを見ながら、あなたの体や心の痛みを思い浮かべれば、それが軽減するようにしておきますね。