中古賃料 vs 中古価格(東京) | 他力本願大家のブログ

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投資でも自宅購入でも、新築の購入を考えている場合、類似の新築物件ばかり調べる人が多い。

だが新築を買う時こそ中古相場も調べるべきだ。


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中古相場と新築相場の差が小さいエリアほど優良エリアと言える。

中古になると値段が大きく下がるエリアはお勧めできない。

資産価値が下がり、価値以上のローンを支払ってる状態が長く続く。


一方、賃料の高低は街の将来性を測る上で重要だ。

ファミリータイプの賃料が高いエリアほど優良な住宅地と言える。高い賃料を払ってでも住みたいと考える人が多いということは、高額所得層に好まれる住環境が満たされていることを示し、街が活性化している証だ、教育環境にもすぐれている場合が多い。


この図で特筆すべきは

■池袋は価格の割に賃料が高い。

利便性が高いが、垢ぬけないイメージ。ターミナル駅にしては街が狭いため、密集感が高い。雑然としているところが価格が上がらない理由だろう。


■注意が必要なのは価格が高く賃料が安い二子玉川、浜田山、吉祥寺。熱烈なファンが多く、永住志向性が強いのか、価格は高いが賃料が相対的に低い。賃料では巣鴨あたりと互角である。はたして巣鴨と比較して価値があるのか?そうは思えない。巣鴨の生活利便性や教育環境はすぐれている。何より山手線の駅である。


■投資家にとって価格が低く賃料が高いのは好ましいが、気をつけなければならない。人形町や日本橋など。賃料は利便性で決まるため都心に近い城東方面(墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区)は総じて高い。しかし買うにはリスクが大きすぎる。地震や水害が心配で、こうしたリスクを考えると価格が安いのは当然だ。現状の価格でも高すぎる物件も多いので要注意だ。

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