勝手にしやがれ(フランス) | 他力本願映画見たよ日記のブログ

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 2月27日にテアトルシネマ銀座にて「勝手にしやがれ!」(フランス、1959年)を観る。ジャン=リュック・ゴダール監督。ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグほか。
 フランス・ヌーベルバーグの旗手の監督の代表作。 タバコと煙。主人公のミシェルはずっと吸いっぱなしである。当時のスタイルの一つに煙草は欠かせない。
 映画の雰囲気は乾いてる。全体的に乾いた雰囲気の中で、愛についての何かを描いているのか。ミシェルの恋人パトリシアは愛しているのか愛してないのかわからないという。それを試すのに警察に密告する。それは当時流行していた哲学的な概念「不条理」と無縁ではないらしい。
 ミシェルは自動車泥棒。マルセイユで自動車を盗みバイクで追ってきた警察官を撃ってしまい、追われる身となる。ガールフレンドのパトリシアと出会い、優雅に逃げようとする。優雅に?セリフがおしゃれ。普遍的な魅力がある。
 4つ星、切なさ度1.5点。