2006年出国者数は史上2位の1753万人-訪日は史上初の700万人。
国際観光振興機構(JNTO)によると、
2006年の日本人出国者数は0.8%増の1753万5000人となったと発表された。
これは2000年の1781万8590人に次ぎ、年間で史上2番目の記録。
JNTOでは、2006年は年間を通じて全般的に円安基調が続いたため、
海外旅行自体に割高感が働いたこと、
為替の影響で地上費の高騰などから出国日本人の増加を抑制したと見ている。
一方、ゴールデンウィークや年末は、長期休暇が取りやすい曜日配列となり、出国者数が増加した。
出国者数の方面別は、韓国旅行は円安ウォン高、
韓流ブームの落ち着きなどの要因で年間を通じて低調に推移。
一方、中国はデモの反動で回復、需要も増加。
そのほか、台湾へはインセンティブ旅行が好調に推移し、緩やかな伸びを示した。
そのほかタイは9月のクーデター、その後の戒厳令で旅行手控えが発生。
インドネシアは5月、7月の地震と津波の影響で需要が縮小。
北米方面では、日米間の航空便の縮小に伴う年間を通じ低迷、カナダも低調であった。
英国はテロ未遂事件、フランスはデモ発生とマイナス要因があった一方、
ドイツへはFIFAワールドカップドイツ大会開催時に観戦者や大会関係者などの旅行需要が発生し、堅調。
また、オーストラリア、グアムは低調、北マリアナ諸島では、
2005年10月の航空便減便の影響を受けて伸び悩んだと分析している。