今日は日航機墜落事故から38年です。


私がこの事故のことを知ったのは、おぼろげな記憶ですが小学生から中学生にかけてのことでした。


父の実家が高知県ということで小さい頃から飛行機に乗る機会があった私は、幼いながら「飛行機が怖い」という恐怖心がありました。

そのような思いがあったから、漠然と事故についての特集や番組が目に入り、事故について知るに至ったのではないかと思います。


事故自体は生まれる前の出来事なのですが、関連本・記事を読んだり、テレビの関連特集を観たりして事故についての理解を自分なりに深めてきました。

また、事故現場である御巣鷹山に登ったり、羽田にある安全啓発センターに足を運んだりもしました。

(安全啓発センターには、事故の概要について分かりやすくまとめられたパネルだけではなく、実際の機体や遺品、遺書が展示されています。)



特に私は、亡くなった方の悲劇及び無念さに思いを馳せます。520人それぞれの人生がありました。お盆という季節柄、家族連れ、子どもも多かったといいます。

墜落までの32分間の筆舌に尽くしがたい恐怖。

その中で家族に宛てて遺書を残した方々もいました。揺れる機体の中で、一体どのような想いで文字を書き綴ったのか…想像ができません。



生きていると日航機墜落事故だけではなく、

命について考えさせられる機会が多くあります。

その度にふと「自分は生かされている、精一杯生きなくてはならない」と強く思うのです。