今日は3月11日。
東日本大震災から10年が経ちました。
あのとき私は大学生。
午前中に大学での部活を終え、
午後からは高校のときの友達と一緒に
高校にいる先生と会う約束をしていました。
地震があったのは高校に向かっているとき。
突然聞こえてきたゴォーという音。
「今日は風が強いなあ」
そう思った後に地面が大きく揺れました。
自転車に乗っていられないほど揺れたので、
友達とその場にしゃがみ
揺れが収まるのを待ちました。
今まで経験したことのない揺れ。
風の音だと思ったのは地震の音だったのです。
このときは正直
こんなに被害が大きくなる地震だとは
思っていませんでした。
友達と別れた後、
たまたま通りかかった家の窓から
震源が東北であること。
津波の被害が出ていること。
を繰り返し報じるテレビ画面が見えて、
急に心臓がドクドクしたことを覚えています。
あれから10年。
私自身
楽しかったこと
嬉しかったこと
悲しかったこと
大変だったこと
いろいろなことがありました。
これらのことは命があるからこそ
経験できたのだと思います。
これからも限りある命を大切に…。