コンサルティング、というのは想像以上に難しいものです。

その一番の要因は、どんなにその媒体や会社の仕事を任されていても
あくまで“外部”の人間である、ということが言えると思います。

今、コンサルティングディレクターという形で媒体制作に携わっていますが
過去、コンサルティングを受ける側の会社にいたことがあります。

私が、某情報誌の制作をしていた頃、もう7年ほど前になります。

隣の営業部の営業部長が新しくなり、毎朝、朝礼が行われるようになりました。
私は部署が違ったので、ずいぶんとムードが変わったなあと思っていたのですが
どうやらその部長が、コンサルティング会社から来ていた人だったのです。

なぜそのことが分かったかというと、営業の人たちから漏れてくる不満の声からでした。

営業スタンスの違い・やり方の違い・
それまで自分たちのやり方でやってきた彼らにとって、
突然まったく風潮の違う方法で管理されていくことへの不満はもちろん
「結局、何を言っても彼らは部外者なのだ」
という気持ちからくる違和感がすべて不満につながったようでした。

結局、契約期間が終了したのか、1年ほどで営業部長はいなくなりましたが
その間に、営業部員は4名ほど辞めていきました。
それが会社にとって良かったのか、どうか。
は、私には測りかねるところですが。

そしてこの直接ではないですがコンサルティングを受ける側として
私が見ていて感じたこと

・コンサルティングをしている人とされている人は主従関係ではない
・どちらも、会社を、媒体を良くしたいと思う気持ちは同じ
・コンサルティングする側に高いコミュニケーションスキルが必要

ということでした。
どれも、本職としてコンサルティング業をされている側からしたら
当たり前のことかもしれませんが、身を持って体感したことでした。


その後、コンサルティングする側となった今
私は外部の人間であることは間違いありませんが
教える立場である、というスタンスで仕事をしないように
でも、WEB制作においては、少しだけ情報ツウであることを心がけ
日々、ディレクションをしています。