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【完成される支配社会と未来 (第1版)】
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1.世界支配の陰謀の歴史

(完成される支配社会と未来1からのつづき)

(2).ロスチャイルドの世界革命行動計画とイルミナティ
 明らかにロスチャイルドは世界支配の理念と構想を持ち、さらに抱負を語っている。

以下がロスチャイルドの世界支配計画の構想であり、
「ロスチャイルドの世界革命行動計画」
と呼ばれる。

引用元、隠された真実「ロスチャイルドの世界革命行動計画」
https://sites.google.com/site/uranenpyou/koudou-keikaku
 ----------------引用始まり↓--------------------
初代ロスチャイルド マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(1744年 ドイツ・フランクフルトのゲットー生まれ)が30歳のとき、フランクフル トに12人の実力者を集めて秘密会議を開いたと言われている。
ここで、全世界のマンパワーと資源を独占的に支配するための計画が話し合われ、25項目から なる「世界革命行動計画」と呼ばれるアジェンダ(行動計画書)がスタートした。

1. 人間を支配するには暴力とテロリズムに訴えると最善の結果が得られる。権力は力の中に存在している。
2. 政治権力を奪取するには 「リベラリズム」を説くだけで十分である。そうすれば有権者は一つの思想のために自らの力、権力を手放すことになり、その放棄された力、特権をかき集めて 手中に収めればいい。
3. 大衆はどのようにして自由を享受すればいいのかわからない。「自由」という思想を利用すれば「階級闘争」を生じさ せる事も可能だ。
4. 最終目標に到達するためには、ありとあらゆる手段を正当化出来る。率直さや正直さといった国民としての立派な資質は政 治に支障をきたすから、支配者となろうとする者は狡賢さ、欺瞞に訴えなければならない。
5. 我々の権利は力の中にある。私が見出している新 たな権利とは、強者の権利によって攻撃する権利であり、既存の秩序、規律のすべてを粉砕し、既存のすべての制度を再構築する権利である。
6. 我 々の富の力は、いかなる狡賢さ、力によっても損なわれないような強さを獲得する時まで、表面化しないよう保たれなければならない。戦略計画の基本路線から 逸れることは何世紀にも及ぶ営為を無にする危険がある。
7. 群集心理を利用して大衆に対する支配権を獲得すべきだ。
8. 酒 類、ドラッグ、退廃的道徳、あらゆる携帯の悪徳を代理人を通じて組織的に利用することで、諸国家の若者の道徳心を低下させなければならない。賄賂もペテン も裏切り行為も、それが我々の目的達成に役立つのであれば、続けられなければならない。
9. そうすることで服従と主権を確保出来るなら、何 がなんでも躊躇うことなく財産を奪い取る権利が自分たちにはある。
10. 我々は「自由・平等・博愛」という言葉を民衆に教え込んだ最初の民族 である。ゴイムは難解さゆえにこの言葉の意味とその相互関係の対立に気付くことさえない。ゴイムの自然発生的で世襲的な貴族社会の廃墟の上に、我々は金に よる貴族社会をつくりあげた。それは我々の拠り所、すなわち富を参加資格とする貴族社会である。(※ゴイムというのはゴイの複数形で、ゴイとは非ユダヤ人 のことを指す。また家畜とかブタという意味もある。)
11. 自ら戦争を誘発しながら、敵対するどちらの側にも領土の獲得が生じない平和会議を 主導しなければならない。戦争は対立する双方の国家がさらに負債を抱え込み、我々の代理人の手中に落ちるよう主導されなければならない。
12. 財 を活用して、我々の要求に素直に従い、ゲームの駒となって、政府を陰で操ることを我々から任じられた人物を選ばなければならない。
13. 誹 謗、中傷、偽の情報を流したことでどのような波紋が広がろうと、自ずからは姿を隠したまま、非難されることがないようにしなければならない。大衆への情報 の出口すべてを支配すべきである。
14. 貧困と恐怖によって大衆が支配された時には、常に代理人を表舞台に立たせ、秩序を回復すべき時が来れば、犠牲者は犯罪者や責任能力のない人々の犠牲になったと解釈されるよう、事を進めなければならない。計算済みの恐怖支配が実現した時点で、犯罪者や精神異常者を処刑すれば、我々自身を抑圧された人々の救世主として見せかけることが出来る。実際のところ、我々の関心は正反対で、減らすこと、すなわちゴイムを殺害することにある。
15. 我々の力を行使すれば、失業と飢えがつくりだされ、大衆にのしかかる。そうすれば、確実な資本支配力が生じる。
16. フリーメーソンのブルー・ロッジ内部に大東社を組織して破壊活動を実行しながら、博愛主義の名のもとで、自らの活動の真の意味を隠すことは可能である。大東社に参入するメンバーは、ゴイムの間に無神論的唯物主義を広めるために利用されなければならない。(※フリーメーソンには33階級あって、下から三つが徒弟・職人・親方という階級になっている。この3階層のことをブルー・ロッジと言い、つまり一般的なフリーメーソン会員の集会場という意味である。大東社というのは英語で Grand Orient Lodge であり、Grandには統括するという意味がありますので、東洋を統括する支部ということだと思われる。現在はフランスのフリーメーソン本部がGrand Orient Lodgeと名乗っている。)
17. 代理人は大衆受けのするスローガンを生み出せるよう訓練されなければならない。大衆には惜しみなく約束しなければならないからである。約束された事と反対の事は、後になれば常におこなえる。
18. 恐怖支配は、手っ取り早く大衆を服従させるもっとも安上がりな方法だ。
19. すべての戦争のあとには、秘密外交が主張されなければならない。秘密外交によって、我々の代理人が関わらないかぎり、諸国家は些細な個人的取り決めさえも結ぶ事ができないような支配権が確保されなければならない。
20. 最終目標である世界政府に到達するためには、大規模の独占、莫大な富の蓄積が必要とされるだろう。
21. ゴイムからその不動産、産業を奪うため、重税と不当競争を組み合わせてゴイムの経済破綻を引き起こさなければならない。国際舞台においてゴイムが商売ができないように仕向けることは可能である。つまりは原材料の巧みな支配、短時間労働および高賃金を求める労働運動の普及、競争者の助成によってそれは実現できる。
22. 最終的には、我々の運動に尽くす少数の金持ち、および我々の利益を守る警察と兵士と、プロレタリアートの大衆が残ればいい。ゴイムに殺し合いをさせるため、大々規模の武器増強が開始されなければならない。
23. 世界統一政府のメンバーは独裁者によって任命され、科学者、経済学者、財政専門家、企業家、大金持ちの中から選出される。
24. 代理人はその誤りを我々が承知している理論、原則を教え込むことで、社会の若年層の精神を惑わせて腐敗させる目的で、あらゆる階級、あらゆるレベルの社会、政府に潜入しなければならない。
25. 国家法および国際法を利用しつつ、ゴイムの文明を破壊しなければならない。我々に対してゴイムが武装蜂起する前に、恐怖の組織を諸国家の各都市に組織することにいたしましょう。
----------------引用終わり↑--------------------

このようにロスチャイルドは途方もない野心を持ち、およそ現代の道徳律とは全く逆の、支配理念と構想を打ちだして現代まで続いてきたのである。

さて、アムシェル・ロスチャイルドは世界支配のためにフリーメーソンを利用しようとした。
アムシェル・ロスチャイルドは儀式組織と秘密組織を大幅に拡張してフリーメーソンを利用するために、1773年にイルミナティの創始の計画を作成し、構成と開発をアダム・ヴァイスハウプトに託したと言われる。

https://en.wikipedia.org/wiki/Adam_Weishaupt
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3

アダム・ヴァイスハウプトは7歳にしてイエズス会の神学校に入学し、20歳でバイエルン選帝侯領でインゴルシュタット大学の学位を得て、1772年に法学教授、1773年に教会法教授となり、実践哲学の講義をしていた。

https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%83%97%E3%83%88
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%86%E3%82%A3

アダム・ヴァイスハウプトがロスチャイルドより任命された目標は全部で25項目である。

引用元、地球なんでも鑑定団「アダム・ヴァイスハオプト」
http://check.weblog.to/archives/2494282.html
 ----------------引用始まり↓--------------------
 1   人々を善ではなく悪に導け
 2   リベラリズム(自由主義)を説け
 3   “自由”の概念を使って階級戦争を起こせ
 4   イルミナティの目的達成の為ならどんな手段も惜しまないこと
 5   イルミナティの権利は力の中にある
 6   我々の富の力は表面化しないように保たなくてはならない・・・どんな狡猾さ力によっても損なわれない強さを得るまでは
 7   群衆心理をつかんで、大衆を操作しろ
 8   酒、麻薬、退廃的モラル、あらゆる悪徳を使って若者のモラルを組織的に低下させよ
 9   どんな手を使っても不動産を没収せよ
10  心理戦争として「自由、平等、博愛」などのスローガンが大衆の口から出るようにさせよ
11  戦争を仕掛けよ どちら側の国々も負債を抱え込むよう戦争を実行させよ、また和平会議では双方が領土を獲得しないようにせよ
12  我々は財を活用して、要求におとなしく従い、陰で操る者たちのゲームの駒となる候補者を議員に選ばなくてはならない。彼らの助言者たちは、幼少のころから世界情勢を支配するための訓練を受ける
13  メディアを支配せよ
14  エージェントたちはトラウマを生む状況を扇動しながら終わった後大衆の救世主
として現れる(実際はその逆で大衆の殺戮に関心を抱く)
15  不況、金融パニック、失業、飢え、食料不足を引き起こし、これらを大衆コントロールに利用せよ。生意気な邪魔者は暴徒を使って一掃せよ
16  フリーメーソンの中に潜入し彼らを利用しろ
17  組織的な目くらましに価値がある。理想の高いスローガンや言葉を利用し無理とわかっていても大衆には太っ腹な公約をせよ
18  決議の計画を詳細に立てよ。大衆を速やかに服従させるには「市街戦」が必要
19  戦争後にはエージェントを使って背後から助言してもらえ。支配を手に入れるために密使を使った外交活動をせよ
20  世界統一政府につながる巨大な独占支配を樹立せよ
21  原材料のコントロールによる経済破綻を導くために、高い税率と不公平な競争を用いよ。労働者同志の間に争いを起こし、競争相手に補助金を与えよ
22  我々の利益を守るのに足るだけの武装警察、兵力をたくわえよ
23  世界統一政府の指導者はディレクターによって任命されるだろう
24  嘘とわかっている理論や原則を教え込むことで、社会の若い構成員を騙し混乱させ、腐敗させる。この目的のために社会・政府の全ての階級の中に潜入せよ(これは国連によって結果重視の教育が押し付けられている)
25  国内法、国際法は文明を破壊するために使う世界人口を5億人まで米国の人口を2000万人まで減らす
 ----------------引用終わり↑--------------------

一説によると、アムシェル・ロスチャイルドの世界革命行動計画を基にヴァイスハウプトが1776年にシオンの議定書を完成させたという。
(シオンの議定書については後述する)

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/seito_palesutina_yudayaginmondai_iluminatyco_history.htm

アダム・ヴァイスハウプトはイエズス会系の大学教育に反してキリスト教の教条にとらわれない人類の倫理的完成可能説を提唱し、ロスチャイルドの命の下、1776年5月1日にバイエルンの選挙区に「イルミナティ」を設立した。

イルミナティという言葉は、ルシファーに由来し、「光を掲げる者」という意味を持ち、その目的は、「知的能力を実証された人々が世界を治める世界単一政府」を生み出すことであるという。
https://sites.google.com/site/uranenpyou/home/illuminati

そして、ヴァイスハウプトの掲げたイルミナティの行動綱領と基本戦略とは下記のとおりである。

引用元、隠された真実「イルミナティ」
https://sites.google.com/site/uranenpyou/home/illuminati
 ----------------引用始まり↓--------------------
【行動網領】
・すべての既成政府の廃絶とイルミナティの統括する世界単一政府の樹立。
・私有財産と遺産相続の撤廃。
・愛国心と民族意識の根絶。
・家族制度と結婚制度の撤廃と、子供のコミューン教育の実現。
・すべての宗教の撤廃。
【基本戦略】
・目的を達成するために、あらゆる政治的・社会的・経済的、その他の問題において、互いにいがみ合う陣営に分断させる。=分断して統治せよ(分断と混沌)
・対立する陣営に武器を与え、互いに戦わせ、弱らせ、その国民政府と宗教的組織を徐々に自滅に向かわせる。=両建て作戦(分裂と混沌)
・あらゆる政府の高い役職に就いている人々を支配するために、金銭的及び性的な賄賂を利用する。
一旦、誘惑に乗ると、恐喝、経済的破綻の脅し、秘密の暴露、金銭的損害、殺害の脅しによって操作される。
 ----------------引用終わり↑--------------------

さらにこの頃、アダム・ヴァイスハウプトはフリーメーソンのロッジなどに出向いて親交を深め、1777年にフリーメーソンリーに入会し、ミュンヘンでフリーメーソンのロッジ「Theodor zum guten Rath」に着手したのである。
ヴァイスハウプトはフリーメーソンを利用し儀式組織と秘密組織を大幅に拡張し、最盛期には2000人のメンバーを擁したという。 

また、ヴァイスハウプトは何度もフランスを訪れ、ラファイエット侯爵と親交を深めた。
ラファイエット侯爵は1776年にアメリカ独立戦争が勃発すると、ベンジャミン・フランクリンとともにアメリカに渡って1779年にはフリーメーソンへ加入した。
このときの参入儀式をジョージ・ワシントンが執り行ったという。

つまりヴァイスハウプトはラファイエット侯爵とのつながりをもとに、フリーメーソンを介してベンジャミン・フランクリン、ジョージ・ワシントンともつながりを持ったと思われる。

http://www.nikkimatsumoto.com/illuminati/index.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88
http://freem666.com/archives/103.html

話しは逸れたが、先のイルミナティの網領と基本戦略によってイルミナティの活動の性質が決まり、さらに活動は日を追うごとに過激化していった。
オーギュスタン・バリュエルやジョン・ロビンソンなどにより、活動は悪意のある破壊的なものとみなされたのである。
さらに、既存のキリスト教思想に批判的であったため、多くの敵を作った。

1782年にバイエルン州選出国のカール・テオドール政権によって社会頒布が禁止され、1784年にバイエルン選帝侯がフリーメーソンリー、イルミナティを含む全ての秘密結社の会合を禁止したことで解散を余儀なくされたため、一時的にイルミナティの活動が消滅したかに見えた。

ヴァイスハウプトはインゴルシュタット大学で彼の地位を失い、バイエルンを離脱して他国に亡命したという。
解散したイルミナティの構成員はフリーメーソンのなかにイルミナティを再び作り出すために、フリーメーソンに潜伏した。
その後もイルミナティはフリーメーソンやイエズス会などを隠れ蓑に活動を続けている。

http://takao-sato.seesaa.net/article/251212836.html

アダム・ヴァイスハウプトはアメリカ大陸に渡ってジョージ・ワシントンを暗殺し、替玉となってアメリカ初代大統領になったという話がある。

http://check.weblog.to/archives/2494282.html
https://bukimidick.com/%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%86%E3%82%A3%E5%89%B5%E5%A7%8B%E8%80%85%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%83%97%E3%83%88/
https://satehate.exblog.jp/10391571/
https://satehate.exblog.jp/8466113/

それが本当の事であればもちろん、アメリカ国内で多大な影響力を持ったには違いなかった。
しかし、仮にそうでなかったとしても、アダム・ヴァイスハウプトはフリーメーソンを介して大きく影響力を発揮したのであろう。

ヴァイスハウプトは、イルミナティとフリーメーソンに、米独立戦争をはじめとする植民地戦争を準備し、イギリス帝国を弱体化させ、1789年にはじまるフランス革命を開始するように命じたと言われている。

http://www.nikkimatsumoto.com/illuminati/index.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E5%B8%9D%E5%9B%BD

フリーメーソンはこの頃から急速に勢力を拡大し、影響力を広げていったと思われる。
ともかく、ヴァイスハウプトはロスチャイルドの巨大な政治的陰謀の駒となり、イルミナティを創設して近代の大きな勢力を築く大役を担ったのである。

下記リンクの「イルミナティ秘密の盟約」では、イルミナティの思想を端的に説明している。
【イルミナティ秘密の盟約】
http://check.weblog.to/archives/2246632.html

ヴァイスハウプトは死ぬ前にイタリアにも手を伸ばし、カトリック組織を装う、カルボナリ党を結成させた。

このカルボナリ党はノーラ、トリノをはじめ各地で武装蜂起を企てる秘密結社であり過激派の集団であった。
組織が爛熟した1820年前後には、カルボナリは30万とも60万ともいわれる党員を抱え、王権に対抗しうるほどの実力を獲得したという。
スペイン立憲革命、ナポリ革命、ピエモンテ革命、フランス7月革命を成功させたが、1831年にオーストリア軍によって鎮圧され、党員は次々と離散した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%8A%E3%83%AA
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B97%E6%9C%88%E9%9D%A9%E5%91%BD

1831年にカルボナリ党で逮捕されたジュゼッペ・マッチーニが釈放後にマルセイユに亡命して独立し、共和制国家の樹立を目指す新しい組織として1831年に「青年イタリア」を結成した。

https://www.y-history.net/appendix/wh1202-082.html
https://kotobank.jp/word/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8B-136679

ジュゼッペ・マッチーニは青年運動を活発化するため、各国で同様の青年組織を創設した。
それらの組織が第一インターナショナルに発展し、第二、第三インターナショナルを経て国際共産主義組織のコミンテルンとなったといわれる。

http://rothschild.ehoh.net/lecture/rothschild_03/index.html

このジュゼッペ・マッチーニが全世界のメーソンをイルミナティに統一するという、ヴァイスハウプトの遺志を継ぐことになったという。

https://satehate.exblog.jp/10391571/

ヨーロッパ各地で起きた1848年革命によってウィーン体制が崩壊し、ジュゼッペ・マッチーニがローマで「ローマ共和国」を打ち立て、三人の執政の一人となったといわれる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/1848%E5%B9%B4%E9%9D%A9%E5%91%BD

さて、アメリカの南北戦争時代の南部連邦の将軍アルバート・パイクは、1857年に秘密結社イルミナティの最高幹部となり、「黒い教皇」と呼ばれるようになったといわれる人物である。

このアルバート・パイクはロスチャイルド家の代理人、ゲルゾーン・フォン・ブライヒレーダーを資金源に活動していたと言われる。

https://en.wikipedia.org/wiki/Albert_Pike
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%AF
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%92%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC

ジュゼッペ・マッチーニは世界支配のための計画として、1870年1月22日にアルバート・パイクに以下のような手紙を送ったとされる。

引用元、
さてはてメモ帳 
Imagine & Think!「アルバート・パイクの世界操作計画」
https://satehate.exblog.jp/6982937/
 ----------------引用始まり↓--------------------
「我々は,現在,すべての同盟において,制度,中枢の権威,高位の多様式な儀式の一致を継続して組織化することができなければならない。しかし,我々が選ぶであろう最高位のメイソンのために,新しい最高のライトを生み出さなければならない。それは我々の兄弟メイソンリーにとって,最も厳しい誓約になるであろう。この最高のライトは,一つの国際中枢として,また未知となる指揮により,我々はさらに強力にすべてのフリーメーソンリーを統治することになる。」
 ----------------引用終わり↑--------------------

1871年にアルバート・パイクがジュゼッペ・マッチーニに送った書簡は「未来戦争計画書」と呼ばれ、今も大英博物館資料室に保存されており、その書簡には以下のようにあったという。

引用元
さてはてメモ帳 
Imagine & Think!「アルバート・パイクの世界操作計画」
https://satehate.exblog.jp/6982937/
donのブログ「イルミナティの未来戦争計画書」
https://ameblo.jp/don1110/entry-12345081791.html
 ----------------引用始まり↓--------------------
「第一次世界大戦は、ツァーリズムのロシアを破壊し、広大な地をイルミナティのエージェントの直接の管理下に置くために仕組まれることになる。そして、ロシアはイルミナティの目的を世界に促進させるための“お化け役”として利用されるだろう。」

「第二次世界大戦は、『ドイツの国家主義者』と『政治的シオニスト』(パレスチナ地方にユダヤ人国家を建設しようとする人々)の間の圧倒的な意見の相違の操作の上に実現されることになる。その結果、ロシアの影響領域の拡張と、パレスチナに『イスラエル国家』の建設がなされるべきである。」

「第三次世界大戦は、シオニストとアラブ人とのあいだに、イルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違によって起こるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている……」

「キリストの教会と無神論の破壊の後、ルシファーの宇宙的顕示により、真の光が迎えられる……」
 ----------------引用終わり↑--------------------

このようにイルミナティは、世界支配のために世界大戦すら準備し、計画を実行しようとしたのである。


さて余談だが、フリッツ・アルツ・スプリングマイヤー氏によると、イルミナティは13血流+2家、存在するという。

その血流と家族とは、
・アスター家
・バンディ家
・コリンズ家
・デュポン家
・フリーマン家
・ケネディ家
・李家
・オナシス家
・ロックフェラー家
・ロスチャイルド家
・ラッセル家
・ファン・ダイン家
・ダビデ血流
・レイノルズ家
・クルップ家
であると言われている。

http://rapt-neo.com/?p=30855
http://www.asyura2.com/0403/bd34/msg/164.html


またイルミナティは現在でも続いており、2017年に公式ウェブサイトが作られた。

【イルミナティ公式サイト】
https://www.illuminatiofficial.org/

イルミナティは、
「一部の国際金融資本家と知的エリートが絶対的な権力をもって全世界と大衆を管理・コントロールする平和な社会」
を目指す、
「新世界秩序(New World Order)」
の達成を目的として活動を行うのだという。

https://tocana.jp/2017/02/post_12195_entry.html
https://matome.naver.jp/odai/2148594327486546801

イルミナティは、新世界秩序の総仕上げとしてNASAとともに「ブルービーム計画」を実行に移すとあり、ブルービーム計画が名目のとおりの計画であるかどうかは定かではないが、電磁波テクノロジーを駆使して大衆の心をコントロールするものであるようだ。

ブルービーム計画が、電磁波テクノロジーを活用した人類支配の本命であるかどうかはともかく、このような計画が明言されるようになったということは注目に値することであろう。

さて、次はシオニスト思想の根底であるシオンの議定書について述べようと思う。

(完成される支配社会と未来3につづく)