『日本のブルースアルバムの名盤紹介その14』

Starking Delicious / Starking Delicious
(Atlantic / K-10003A)

浪速の歌姫・大上留理子さんをボーカリストにした、サウス、ソーバッドに続く伝説のSOUL・FUNK・BLUES・BAND。初期メンバーには増田敏郎さん、大型化した際には小島良喜さんが在籍していました。残した音源はこのライブアルバムとオムニバスSHOW BOAT LIVEに収録された「Sookie, Sookie(1966 Don Covay,1968 Steppenwolf)」と'75 8.8 Rock Dayに収録さるた「Trying to Live My Life Without You(1972 Otis Clay)」「Money Won't Change You(1966 James Brown)」「That's How Strong My Love Is(1964 O.V. Wright)」の3曲がある。アルバムも含めて、残された音源が全てライブ音源であり、実力派のライブ・ファンキー・バンドだった証明でもあります。私は奇跡的に全ての音源をアナログレコードとCDで所持しています。

大上留理子(Vo)
西浦幸子(Vo)
北川進太郎(Gt)
平山国次(Gt)
小島良喜(Key)
東山光良(Ba)
岩本一郎(Dr)
辻川雅治(Tp)
池田トール(Sax)
三浦束洋司(Sax)

Side A
① ジョージファンク (Inst.) 池田とおる作詞/池田とおる作曲/スターキング・デリシャス編曲
② プラスティック・ウーマンPart II 大上留利子作詞/大上留利子作曲/スターキング・デリシャス編曲
③ 愛をありがとう UNTIL YOU CAME INTO MY LIFE Maurice Bryant・Ann Peebles作詞曲/スターキング・デリシャス編曲
④ スティームローラーブルース James Taylor 作詞曲/スターキング・デリシャス編曲
⑤ アンブレラ 大上留利子作詞/大上留利子作曲/スターキング・デリシャス 編曲
Side B
① 浪花ソウルステュー(メンバー紹介) 大上留利子作詞/スターキング・デリシャス作曲/スターキング・デリシャス編曲
② できる事ならもう一度 大上留利子作詞/平山国次作曲/スターキング・デリシャス編曲
③ ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラブ・イズRoosevelt Jamison 作詞曲/スターキング・デリシャス 編曲
④マイ・ウェイ マイ・ソング 北川道太郎作詞/北川道太郎作曲/スターキング・デリシャス編曲

※B-①はKing CurtisのMemphis Soul Stewのパロディ

スターキング・デリシャス(Starking Delicious)は、大阪で結成された日本の伝説的な大型ソウル・ファンクバンドです。「浪花の歌姫」と称された大上留利子をボーカルに擁し、関西のブルース・ソウルシーンを牽引しました。
<バンドの歴史と特徴結成>
1974年頃に大阪で6人編成のロックバンドとしてスタート。初期のメンバーには、岩本一郎(いわもといちろう d)、角谷安彦(かどややすひこ b)、増田敏郎(ますだとしろう g)、仲 豊夫(なかとよお g)、他がいました。
<大型化>
1975年に大幅なメンバーチェンジを行い、女性ボーカル陣やホーンセクションを加えたソウルバンドへと発展。評価: 「8.8 Rock Day'75」で優秀バンド賞、大上留利子がベストボーカル賞を受賞し、関西発の強力なライブバンドとして脚光を浴びました。代表作1977年にリリースされた唯一のアルバム(ライブ盤)『スターキング・デリシャス』は、和モノ・ファンク・歌謡曲の文脈でも名盤として高い評価を受けています。主な収録曲:「GEORGE FUNK(ジョージ・ファンク)」「PLASTIC WOMAN Part II(プラスティック・ウーマン Part II)」「NANIWA SOUL STEW(浪花ソウルステュー)」