~のれん の続き~
たとえば、再生計画で、リストラを実施すると、
毎年1千万円の利益が出る会社があるとします。
この会社の、のれん が1億円だった場合。
まず、のれん 無しで考えます。 毎年1千万円の
利益が出ると、実効税率40%とすると、4百万円の
税金がかかります。
せっかく利益を上げても、半分近く税金で持って
いかれて、借金の返済が進みません。
ここで、のれん について、税務上の5年償却とすると
毎年2千万円の償却費が発生し、利益はマイナス1千万円。
税金は発生せず、1千万円全額使えるようになります。
一方、せっかく再生したのに、決算上、毎年赤字が続くのも
問題になります。
前回書いたように、のれん の償却は、会計上は、「20年以内」
となっているので、20年償却とすると、毎年の償却費は
5百万円となり、差引5百万円の利益が残ることとなります。
決算上、利益を出しながら、税金を払わずに、済ませることが
できるのです。
のれん は税務上は5年償却と決められていますが、会計上は
20年でもOKなため、このような処理が可能になります。
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