景色が美しくて眩くて、目に沁みる瞬間がありますよね。
眩さ(まばゆさ)は、光がもたらします。
鮮やかな草木の色、木漏れ日、水面のゆらぎ。
あるいは、人の笑顔も。
一瞬の輝きは、周囲を照らし、その場の空気を変えていきます。
さて、今日のタイトルの
【花と鳥と宝石】
それらに共通するのは、
人間の目からすれば、「美しさ」です。
宝石は鉱物
花は植物
鳥は動物
エックハルト・トールいわく
意識の観点からすると、
それぞれ、
鉱物界、植物界、動物界において
宝石、花、鳥、は
次元上昇を遂げた存在です。
ある鉱物は、
遥か長い年月、灼熱に研ぎ澄まされ
光を通したり跳ね返したりする
クリスタル、ジェムストーンになり
宇宙の悠久を伝える徴となりました。
ある動物は、
太古の世界で恐竜でしたが
その世界にカタストロフィがやってきた時
翼を選び、広げ、空に向かい羽ばたくことで
種のいのちを未来へと繋げました。
ある植物は
大地での眠りから目覚める時
陽の光に向かって、のびやかに、咲き誇り
芳しい香りと、鮮やかな色彩を放つことで
いのちを惹きつける器となりました。
どの存在も、
それらが存在する世界がある沸点を超えたときに
変容を選んだのです。
個体として、ではなく
集合意識としての、メタモルフォーゼを選んだのです。
それは、自然発生的で偶発的な進化ではなく
意志を伴った変容です。
彼らの美しさ、眩さ、輝きを
我々人間が感じられるということは
我々人間の内側、
意識とよばれる領域に
次元上昇と変容を遂げた
彼らと同じ
チカラ、摂理、法
が働いているのです。
それは、言葉で表すには
あまりに雄大で
理屈や説明を超えた
チカラ、摂理、法
Divinity。
空、星、太陽、
この体の中の細胞、精神、心。
風、大地、海、水。
虫一匹、トカゲ一匹、あるいはクジラ一頭。
動かすチカラ。
石ころ一つ、運ぶチカラ。
この世界の、人工物ではない
すべての存在、に宿るチカラです。
今、この世界がカタストロフィのときを
迎えており
我々に内在する意識が
それを察知しているとして
では、花や鳥や宝石のように
上昇して変容を【選ぶ】のであれば
私たち人間は
今までの、これまでの人間とは
異なる存在へと変容=メタモルフォーシスしていくことでしょう。
しかもその変容は、
鉱物や植物、動物のように
長い年月をかけて物質的に起こしていくのではなく
一瞬のうちに
個々の瞬きの間に
起こります。
一人一人が
今、この瞬間に、上昇と変容を選んでいくのです。
今、ここにある永遠。
いのちを伝え、つなげていく。
宝石のように輝き
花のように芳しく
鳥のように囚われることなく
のびやかに、その身を宙に預け
調和と真の繁栄の世界へと
進んでいきましょう。
今日もいつも
貴方に豊かさと幸せが
ともにありますように。