最近、結婚式への参列はオール訪問着

アラフォーともなると似合うワンピースが少なくなってくるし、セットアップのパンツスタイルも私には着こなしが難しい。
今日はとにかく結婚式参加にあたって着物がいかに有能かつ楽しいか語りたい。
私の結婚式の際には友人4名が着物で参加してくれた。
和婚だったので雰囲気にも合う



ちなみにこの時、まだ30になりたての従姉妹は紺色のワンピ。
紺でもコクーンワンピやスタイリッシュ系ではなく、従姉妹の場合は
地味。
目立たないよう無難に逃げた結果である。
その結果
振袖は着付けに1万円程度かかるけど、成人式の際に購入しているのなら絶対使うべき。
成人式の着物も、小物使いで大人っぽくできる。
こちらは私の巫女仲間の結婚式。
白揃えの衣装を着ているのが花嫁さん。非常に珍しいが小笠原流礼法に則った古式ゆかしい武家スタイルである。
神社の敷地をお借りした屋外挙式のみだったので、私はややカジュアルな抽象柄のアンティークの中振袖。
京都の老舗古着屋「だいやす」さんで1万円で購入したもの。
巫女仲間の和製ブライズメイドのようで楽しかった



さらにこちらは私がアラサー時の姉の結婚式。
振袖は持っていないので銀座らくやさんでコーディネートしてもらった。
鴇色の振袖に差し色はパープルでアラサー向きに

レンタルでお値段10万円くらいするのだが
姉のテーブルラウンドのBGM演奏+もう振袖も最後ということで頑張った。
さて、ここからは訪問着である。
幸い都内在住なので、TPOに合わせて気軽に着物を貸してくれるお店もある。
私がここ数年愛用していたのは
「アトリエはるか」のレンタル着物。
小紋、訪問着、振袖があり(時期によっては袴や浴衣も)店舗間で毎月入れ替えしているので貸衣装専門店では無いのに非常に品揃えが良い。
サーモンピンクの若々しい訪問着に、同じような色調の帯や帯揚げをコーデ。
駅ビルでヘアメイクをメインにしたお店なのでスタッフさんの感覚もモダンで、適当に見繕って持ってきてくれる小物が面白い

料亭での食事会の際は目が醒めるようなブルーの訪問着を提案してもらった。
粋になりすぎないように帯や帯締めは柔らかいピンク系にまとめて。
さて、お値段のほうはと言うと
レンタル着物、着付け、ヘアセット全て込みで2万円以下である。
着物なら凝ったネイルがいらない。
靴やストールを季節に合わせて買い直し不要。
アクセサリーも不要。
慶事へ着物で参加すると、記念撮影の際も前列や新郎新婦のそばを勧めていただける。
自分も非日常のおしゃれを楽しんだ上で、新郎新婦に祝意を全身で伝えられるのである



最近では横浜や鎌倉など移動が長めのお式が続いたので、ネットレンタルも活用。
自宅か式場、美容室に着物一式を送ってくれるので現地まで楽な格好で行ける。
訪問着レンタル代 10000円
訪問着着付け代 6000円
ヘアセット代 4000円
ワンピだった場合
靴、バッグ、アクセサリー、ボレロのいずれか買い直し代 5000円
まつげエクステ代 4000円
ジェルネイル代 7000円
ヘアセット代 4000円
自分の場合だとこんな感じの費用がかかる

夏物の絽や紗の着物なんてさすがに持ってないけれど、ネットならそれなりに種類も探せる。
事後のクリーニングも不要で返送するだけ。