絵本大好き💕パンダ大好き💕
まだまだ新米…ぱんだばぁばです。
まず、表紙の絵にやられてしまいました。
鼻をほじろうとしているのかな?
ゆる~い感じが伝わってきませんか?
裏表紙も、動物たちの表情に力を感じませんか?
と ん で も な い
作・絵 鈴木のりたけ
出版社 アリス館
2016年2月15日初版発行
2016年7月1日第8刷
絵本の冒頭のセリフ・・・
ぼくは どこにでも いる ふつうのこ
ぼくにしか できないこと
ぼくにしか ない すごいところ
そんなの ひとつも みつからない
いや~自分を完全否定ですか?
その後には・・・
サイへのあこがれを口にします。
サイは いいなあ
よろいの ようなりっぱな かわが
かっこいい
あーあ うらやましい
それを聞いた、サイは・・・
とんでもないと・・・
自分の言い分を、つぶやき始めます。
さらに、みたいにはねまわりたいと・・・
自分には無理だとわかっていても・・・
やってみたいこと、他の動物へのあこがれを口にします。
それが・・・リレーのように続くんです。
こどもサイ🦏うさぎ
くじら🐋
キリン🦒
トリ
ライオン
こども
結局、元に戻ってしまいました。
動物たちには、動物たちの悩みがあり、言い分があったんですね。
とんでもない理由も奇抜で、面白いんです。
それに・・・
とんでもないという時の、動物たちの表情が・・・
ちょっぴりせつなくて・・・面白くって・・・必見です。
自分への不満と自分にないものへのあこがれ・・・
気持ちは、まさに、隣の芝生は青い状態。
だけど・・・ただ、それだけでなく・・・
自分にないものはよく見えるけれど・・・
当人にとってみれば・・・
あったら、あったで色々大変なこともあることもわかりました。
とんでもないという言葉から・・・
ばぁばは、考えてしまいました。
「できていますね。」「いいですね。」とか・・・
「すごいですね。」(たまにしかありませんが)とか言われた時に、
いえいえ・・・とんでもない・・・なんて答えてしまうこといっぱいあります。
友人に・・・なんで自分のできていることを認めないの・・・
と言われたことがあります。
自分の中のできていること、よいところ等々・・・
自分が否定してどうするの・・・
それは謙虚ではないよな~という想いに気づきました。
この本には、おまけがついています。
じっくり絵本を楽しむ仕掛けがしてあります。
おまけの問題、???に答えるために、
さあ、もう一度、はじめからページをめくって・・・
答えを探してみましょう。
また、カバーをめくると、違う絵が出てくるのも楽しい仕掛けでした。
読み聞かせにも、ぴったりな絵本です。
読んだ後に、おまけの???を探すのも楽しい絵本です。
それでは、今日はこの辺で・・・
ありがとうございました。