絵本大好き❣️パンダ大好き❣️
まだまだ新米…ぱんだばぁばです。
人は、いろんな想いを持って過ごしています。
その想いを、伝えたいけど、伝えられない・・・伝えない等
自分の心の中に、ため込んでしまったことってありませんか?
題名から・・・
気になって、手に取った絵本です。
文 : きむらゆういち
絵 : 田島征三
出版社 : えほんの杜
2012年6月20日初版発行
洞窟の奥から、
オンドロロン オンドロロン
の音
不気味な音だけど、なんだか気になってしまったタヌキは洞窟の中へ・・・
奥の岩に小さなキノコを見つけます。
なんと・・・不思議
キノコはキノコなのに・・・そのキノコが、憎らしいきつねに見えたのです。
思わず、キツネに対しての想いを吐露します。
その後も、次々に動物たちが洞窟に入り・・・
キノコが相手なのですが・・・
本人には、想いを伝えたい相手に見えて、
ため込んでいた気持ちをぶつけていきます。
リスがお母さんへ・・・
ウサギの女の子がイタチへ・・・
サルが
仲間のサルに・・・
ブタの女の子が
ノシシの男の子へ・・・
キツネがタヌキへ・・・
クマのお父さんが
子どもたちへ・・・
ヤマネコが
奥さんへ・・・
想いの内容が・・・あるある・・・
それは、愚痴だったり・・・
お願いだったり・・・
告白だったり・・・
感謝の気持ちだったり・・・
みんな、本音を声に出して、スッキリ
想いを聴いたキノコは、
どんどんと大きくなり・・・増えていき・・・
最後には、
おもいっきり、のように○○〇〇。
みんなの想いと一緒に・・・
キノコの胞子は、飛んでいき、
新しい住処を見つけて・・・
だれかをさそうのでしょう。
オンドロロン オンドロロン
と
おもいのたけの存在は、永遠に続くんですね。
「おもいのたけ」あったらいいな~
否定することもなく・・・
肯定することもなく・・・
だだ聴いてほしい時ってありますもんね。
聴いてもらうだけで、
なんか落ち着くという経験ありますね。
想いを声に出すことは、
もちろん、気持ちをスッキリさせることができます。
でも、それだけでなく、
自分を見つめ、気持ちを整理することにつながります。
そうすれば・・・
言葉を飲み込むのではなく、
どんな言葉で伝えるかは、考える必要はでてきますが・・・
想いを伝えたくなりました。
頭の中で思っているだけでは、伝わりません。
若い頃は、自分が我慢して、うまくいくのならば・・・と、
何度想いを飲み込んできたか・・・。
相手の気持ちを考えて、伝えていたかしら・・・
聞く耳を持っていたかしら・・・等々
色々考えさせられた絵本でした。
それでは、今日はこの辺で、
ありがとうございました。