アメリカにて第二次大戦末期に開発されたP-80ジェット戦闘機(1948年に米空軍発足によりF-80に改称)をベースに副座練習機にしたものがT-33である。
航空自衛隊では発足当初より供与され、1955年に川崎重工にて戦後初の国産ジェット機としてライセンス生産が行われた。
航空自衛隊ではその後、1999年まで使用していたが、埼玉県入間市市街地の河川敷に墜落、高圧電線を切断し、周囲の電気網を麻痺させてしまった事故が理由で当時の残存機8機全てが飛行禁止となり、そのまま翌年、全機登録抹消され、完全に引退した。
なお、機体がシンプルで優秀なことから、初登場から60年以上経過した今でも使用している国もある。
 
キットは2000年に登場したもので、日本限定で航空自衛隊仕様が販売されていた。
デカールは、あのアカデミーのものなので硬くて使いにくいイメージがあり怖いが、種類が豊富で見ているだけでも楽しい。(現在、航空自衛隊仕様は絶版)
キット自体はシャープな出来で、箱絵の完成品からも出来の良さをうかがい知れる。
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