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☆実機
初飛行1943年
1944年から運用が開始された当時世界で唯一、偵察専用に開発された機体。

偵察専用の為、高速を狙い、しかも武装も防衛の為の機関銃しか不要だったので軽量にスマートに作られ、終戦時、日本で最も最高速度の早い飛行機であった。

最高速度ば戦後の米軍のテストで694km/hに達し、高く評価された。

登場時は、追撃の米軍のF-6F戦闘機を振り切り、搭乗員の無線連絡で「我に追いつくグラマンなし」という名言を残したのは有名である。

但し、登場時には既に大日本帝国の空母は壊滅状態で、ついに一度も艦上運用されなかった。

現在、1機が米軍テスト後にバラされ永久保管されている。

☆キットは1960年代初頭のタミヤ製。1/50という中途半端なサイズは、当時は決まった規格が無かった為であり、現在はプラモ発祥の英国の基準に合わせ1/48が主流になっている。
(因みに1/72規格も昔はメーカーによってバラバラで、国産では1/70や1/75などがあった)

クリアの胴体が付いてるが、内部再現キットであり、フラップなども可動する楽しいキットである。
現在は発売されていないが、過去に何度か再販されており、入手も比較的容易な部類である。
(画像のは1980年代に再販されたもの)
※余談だが2006年に同1/50シリーズの99式艦爆と零式水上偵察機が再販され話題となった