今朝見た夢は予兆だったのかな。

 

伯父から電話が入り

母方の祖母が危ないかも知れないと知らせを受けた。

 

我が家は家族が色々難ありで

会いに行きたかったけど行けなかったおばあちゃん。

 

もう、生きている間に会うことはないだろうと

せめてもの手紙を何度か書いていた。

 

もうずっと良くない状態が続いていたけれど

私の知らない間にうんと悪くなっていた。

 

ご飯が食べられなくなって

話せなくなって

耳も聴こえていないかも知れないって

 

話さなければならないことがあったのに

伝えられないままお別れになるかも知れない。

 

 

あー、これだからダメだな。

いつだってあのときこうしていればと思うんだ。

 

 

もっと早く手紙に感謝の言葉を、

幼い頃の思い出話を書いていれば

しんどい思いをしているおばあちゃんの心を

少しは楽にさせてあげたかも知れないのに。

 

でもね、お手紙書くのもなかなか難しくて

心無い安易な言葉で「お元気ですか?」なんて

無邪気な子供の頃の様にはもう書けない。

 

 

おばあちゃんはとても頭の回転が速くて

とても気丈な人だった。

そんなおばあちゃんが

「死ぬのが怖い」って怯えていた。

 

 

私、その感覚よく解らなかった

 

死ぬのって怖いのかな?

年を取れば死ぬんだし

病気になれば死ぬんだし

それが自然の摂理だし・・・

 

そう思ってた

 

 

でも怖い

 

目を閉じて眠りについて

当たり前の様に迎えていた次の日の朝が来なかったら

今普通にしている呼吸が1時間後に出来なくなったら

体中が痛くて痛くて無限地獄の様に続いて

ずっとその痛みが消えないままだったら

 

そういう思いを抱えて毎日過ごすのは怖い。

 

おばあちゃん、今もその気持ちでいるの?

 

 

明日会いに行くから

もし聞こえなくても見えなくても

話すから

私の事を感じてね。