追い上げますよ~


◆続いて「秋組-冬組」パート
◆誰もが住みたいMANKAI寮
◆曲は最高、作画は糞

 

 

 

【続いて「秋組-冬組」パート】

秋組は見せ方にちょっと深みがあった。
生身の役者自身が演技に反映されていないから~と、
指導に当たるOBから改善策の課題を出されたため
各々の悩みや葛藤、舞台に懸ける情熱などを
「マイ・ポートレート」という一人芝居で表現する事に。
テーマは“人生最大の後悔”というもので、
やや重たい過去から現在抱えている問題などを
舞台上で演じながら非常に上手に伝えてくれた。

冬組はちょっとした不思議ファンタジー。
突然のタイムリープ要素やドラえもんの
ひみつ道具のようなアイテムが出てきてナンダコレ?
これまたテイストが全然違って味わい深かった。

そしてこの冬組公演にはライバル劇団GOD座との
「タイマンACT」という大きな勝負が懸かっていて、
勝てば先方の公演売上金およそ1000万が手に入り
借金も完済できるが、負ければ劇団は解散というもの。
敵地GOD座の劇場で迎えた千秋楽を見事に演じ切り
客席投票を制したMANKAIカンパニーが勝者となり
1000万円も手にして無事借金完済の運びとなった。

劇場取り壊しを白紙にしてもらうための
3つの約束はこれでようやく全て果たされ
成長したMANKAIカンパニーはカントクと共に
新たな舞台への一歩を踏み出す~といったところで
春・夏・秋・冬の全24話は終了。

ズバーーーッと駆け抜けた24話だけど
あっという間に観終わった感じはしましたね。
団員募集、リーダーとの諍い、成長、成功
基本的な設定は春夏秋冬で同じだけれど
あの手この手で話を展開してくれる。
各ユニットのカラーで魅せてくれる。
一組たった6話で!凄い!非常に観易かったです。


【誰もが住みたいMANKAI寮】

MANKAIカンパニーは専用劇場を所有しています。
この劇場は借金のカタに取り壊されそうに
なっていましたが、劇団はこの建物とは別に
MANKAI寮という団員専用の寮も持っています。
MANKAIカンパニーの団員総勢20名+カントク及び
支配人はこの寮で共同生活を送っているようですが

この寮の場所は分からないけれど
劇場・寮共に駅から徒歩圏内だと思われ
どちらの建物も非常に立派。てゆーか立派すぎ。
固定資産税とかどうやって賄っていたのでしょう?
何年も前から劇団として機能していなかったのだから
管理する人もおらず普通なら維持することも不可能。
あの規模の建物を2棟も遊ばせながら所有していては
とても借金1000万円では済まないのでは??

まぁそんなことは置いといて
そんな立派なMANKAI寮の居住スペースは
基本二人で一部屋を使うことになっていて
ロフトベッドが備わった今時な作りとなっています。
ゲームではこのお部屋もよく登場するのかな?
寮を再現した企画イベントなどもあったみたいで
ファンの方の興味が伺えますねぇ~。

ベンチに座って夜空を仰げる中庭があって
玄関やリビングなどの共有スペースはゆったり広々、
秋組が一緒にお風呂に入っていたけれど
「5人だと狭い」と、あと4~5人は入れそうな
ディスタンスを保ちながらボヤいてました。
温泉かよ!おまけに稽古場もあるんだよなぁ。
何年も人が住んでいなかったったとは思えない程
手入れも行き届いているように見えますし、
落ち着いた色調のインテリアも寛げそうです。
シェアハウスとしてはかなりの優良物件です。

各部屋は野郎二人でシェアするにはそんなに
広くはないように見えるけど・・・いや十分!!
だってこの寮ってば「寮費不要」なんだもん!

寮費不要!食費不要!マジかよ・・・・
どうかしてるぜっ!!!

いや、おかしいでしょ。
もっと団員を働かせ金を稼がせ家賃を払わせよ。
せめて光熱費は貰おうよ夜通しゲームやってる
社会人が居るぞ。借金を取り立ててたヤクザは
自分がそっちの立場になったら家賃も払わないのか。
中学生や高校生などの育ち盛りの子まで居るけど
食費だけでも月に何十万かかるのか。
米は毎日何号炊いてるんだ?シャワーで我慢しろ。
親御さんは幾らか包んで「これ支配人さんに」って
心付けを渡したりしないのか?ツギハギ着てるぞ。

無料でこんな自由気ままな生活をしながら
大好きな演劇に打ち込めて煩わしい交渉や
スケジュール管理もなく専用劇場で定期公演を
行えるのだからそりゃ誰もがMANKAIカンパニーに
所属してMANKAI寮に住みたくなるだろうよ!!
なんて恵まれた子たちなんだろう・・・
GOD座とかきっとみんな通いだよ~大変だよ~
私も住みたいよ~MANKAI寮~


【曲は最高、作画は糞】

『A3!』のアニメを観る前に
既に幾つかの曲は勉強しておりました。
私のミュージックフォルダの中には「A3!」の
ファイルがあって運転中などよく聴いています。

これ一応「役者育成ゲーム」だよね???
音楽のコンテンツではないんだよね???と
驚くほどに物凄い数の曲が発売されているのですが
アニメの主題歌となっているA3ders!が歌う曲から
各組のテーマソング、各キャラクターソング、
加えて作中で演じた公演の曲まであるときたもんだ。
公演内容はシリアスなものからギャングもの、
コメディタッチ、爽やか、ムーディ何でもできる
これってばもうただの無限テーマ。

曲調もジャンルもてんでバラバラだから
ず~っと流して聴いていても面白いし
「あ、これ好きかも?」と思ったときに
何組の誰の曲で何という公演の何役の曲なのか?と
色んな情報を確認できるのも興味が広がります。

そしてどれもこれもクオリティが高くて
声優さんの歌唱力も当然ながら素晴らしい。
特にA3ders!の4名それぞれのVer.で同じ曲を
聴けるのは個性が爆発していて最高ですね!

・・・少し話が逸れてしまいましたが
アニメではそれらの曲は全て出てこないものの
OPとED、そして公演時のBGMとして
幾つかの素晴らしい楽曲を耳にする事ができます。

が、曲は最高だけど作画が糞過ぎるだろコレ!!
いやね、始まったばかりの頃の春組とか
わ~綺麗~と思って観ていた時期もありましたよ。
でもね、観進めるにつれて「ん?んん??」と
眉をしかめるほど崩れた絵が目に付くようになり
そのうちずっと顔のおかしな奴が喋っとるんです
顔のおかしな奴に向かって。なんだこのバランス。
おいこれ福笑いか?

おかしいのは顔だけじゃない、体のバランス、
角度がついたときのパースのちぐはぐさ、
大体なんで髪や目の色がそうコロコロ変わるんだ?
普通明確な色指定とかあるんじゃないのか?
アニメ制作のことなど知らないけれど
さすがにおかしいだろこれと思う事ばかり・・・

なにこれ、どっか海外のパートのおばちゃんが
炉端話でもしながら適当に描いて色塗ったん?
「なんか日本のアニメらしいわよ」「へぇー」
って言いながら菓子食いながら仕上げたん?

あのね、キャラクターデザインされている
冨士原良さんのイラストは本当に綺麗よ。
顔ひとつ取ったって絶妙なバランスで均整取れてて
だからこそ「イケメン役者」なんでしょーが。
福笑いのためにアニメ観てんじゃねーんだぞ。

・・・ってね、元のゲームに思い入れのない
私ですらそう思うのだからそりゃファンの方々は
はらわた煮えくりかえる気分だったのでは?

今はもう各組の団員も増えて
新しい公演も重ねているMANKAIカンパニー、
ぜひアニメの続編も観たいです。
どうかまともな作画でありますように!!

 

 

 

『A3!』はね、ゲーム苦手な私だけど

ちょっとだけゲームもやってみたい気分になりました。

各公演が気になるんですよね~

huluで観たMANKAI STAGEの2.5次元舞台の方で

多少は内容カバー出来た気もしますがもっともっと観たいです。

 


これは映画化すべき。

クラウドファンディングをするなら私だって協力する。

名の通った制作会社にちゃんと作ってもらおう。

 

 

誰もが住みたいMANKAI寮。

家賃も食費も払っていない奴らがお洒落なガーデンパーティーしとる。