今更でほんとごめんなさい。(>_<)
【田丸氏強化月間】と掲げて
声優:田丸篤志さんの出演作を追っています。
間が空きましたが今回は『A3!』です。
長くなるので2回に分けて感想を書いて行きます。
◆ライトに楽しめるヨリドリミドリ
◆嫌味のない「カントク」という女性
◆まずは「春組-夏組」パート
【ライトに楽しめるヨリドリミドリ】
『A3!』はイケメン役者育成ゲーム。
「MANKAIカンパニー」という劇団の
「春組」「夏組」「秋組」「冬組」の団員たちを
育成して公演を成功させるというストーリーを基に、
アニメは「春組-夏組」パート(各6話ずつ計12話)と
「秋組-冬組」パート(各6話ずつ計12話)で構成されています。
「Act!、Addict!、Actors!」の略とのことで
ActやActorsは分かるもののAddictって何?と
調べたら「中毒」だって・・・不穏。そうなんだw
という「演劇ジャンキーな俳優たち」のお話です。(そうか?)
今回も『魔法科高校』や『刀剣乱舞』で学んだように
公式サイトのキャスト表を片手に進めましたよ。
各組5人在籍、計20人のイケメン役者の中から
推しを見つければいい訳ですね、りょ!
『刀剣乱舞』と違って「現代」の「人間」なので
服装や髪型などがより現実的ですねぇ~
これは自分好みのイケメンが探しやすい。
【嫌味のない「カントク」という女性】
舞台は通称「ビロードウェイ」と呼ばれる演劇が盛んな街。
天鵞絨(びろうど)駅前には
若者たちが行き交い賑わう美しい商店街があり、
役者による「ストリートアクト」があちこちで行われている。
イメージ的に下北沢や吉祥寺?
その中で「MANKAIカンパニー」は老舗の劇団であり
立派な専用劇場も所有しているのだが、栄華は昔。
現在は素人同然の団員1人のみ、借金1000万円を抱えて
劇場も取り壊し寸前の廃れた劇団に落ちぶれていた。
ゲームにおいてのプレイヤーとなる「監督」は
アニメでは「立花いづみ」という女性キャラ。
劇団創設者であり行方不明となっている父親を捜しに
劇場へ訪れたことからMANKAIカンパニーを再建すべく
自らが総監督となり団員たちを育て上げる事になる。
この「カントク」が実に嫌味のない良い存在。
恋愛要素がほとんど無いので(ゲームもそうなのかな?)
ただただ無味無臭で、姉の様に団員を叱咤激励して育てる。
自分対イケメン役者たちという構図を満喫するにあたり
女性キャラでありながら邪魔にならない有難い人です。
というか、サッパリした見た目や話し方、声のトーン、
すごーく好感が持てますね。好きなタイプの女性です。
余談だけど「たちばないずみ」って名前
私世代だと違う人を思い浮かべちゃいます。
懐かしいなぁ、私も大人になったなぁ。。。
【まずは「春組-夏組」パート】
唯一の団員「佐久間咲也」は昨日入団したばかりの
素人同然の高校生男子、カントクが劇場を訪れた日は
咲也の初舞台の日だった~にも関わらず
借金のため劇場が取り壊されそうになっていた!
取り立てヤクザとの交渉の結果
・来月中に春組旗揚げ公演を行い千秋楽を満員にすること
・春夏秋冬の団員を揃え各組公演を成功させること
・年内に借金1000万円全額返済すること
を条件に取り壊しを待ってもらう事になり、
早速団員集めと旗揚げ公演に向けての奮闘がスタート!
ここからが凄い。
サクサクと春組の団員5人を集め、
メンバー同士のぶつかり合いがあり、
各キャラの家庭の事情や個性を深く浅く紹介し、
素人同然だった咲也が演技面でもリーダーとしても成長し、
メンバー脱退の危機も乗り越え絆が深まり、
その間には脚本が上がり衣装合わせも済ませ、
舞台の幕が上がり演目の内容すら大体分るよう演じてくれ、
団員たちの成長を見届けて千秋楽を満員御礼で終える。
・・・ここまでが春組パートでたった6話!!
いやむしろ初回のエピソードを抜けばたった5話!!!
嘘やろ・・どっかのダラダラアニメだったら
このエピソードだけで半年は引っ張るぜ。
なんてスマート且つコンパクト且つ分かり易い設定!
6話で十分各キャラの魅力や春組のカラー、
悩み葛藤信頼友情成長成功全部伝わるもんね。
脚本凄い!どこぞのダラダラアニメに教えてあげて!
夏組も同様に団員5人集めるところから始まるけど
そこは上手く夏組カラーで進められて行く。
基本的にリーダーともう一人が対立する構図みたい。
諍いがあって、でも稽古をしていくうちに
それぞれトラウマやコンプレックスなどに向き合い
互いに気遣い合い本音でぶつかり合いひとつになって行く。
うわ~いいな~と思ったのはOP曲の切り替わり、
『A3!』のOPは春-夏、秋-冬で同じ曲が使用され
それは「A3ders!(各組リーダーの4人)」による歌唱なのだけど、
メインで歌うのが春組リーダー咲也から
夏組リーダー天馬へとチェンジして、当然絵も変わる。
同じ曲なのに歌い出しやサビになるタイミングで
思いっきり夏を感じられて目の前がパァッと広がった。
咲也には春の暖かさを、天馬には夏の眩しさを
しっかり感じられるのだからまぁ凄い。
夏組もしっかり6話で千秋楽を迎えて春-夏パートは終了。
実は6月上旬くらいには
シリーズ全話観終わっていました。
おさらいおさらいで何気に5周くらいリピしてます。
そして更にhuluにあったMANKAI STAGEの
2.5次元舞台作品も6作品視聴済みです。
・・・ということで、次回(2)に続きます。