ようやくここへたどり着けました。



『たまこまーけっと』及び
『たまこラブストーリー』の
大路もち蔵(おおじもちぞう)くん役、
声優:田丸篤志さんについての感想です。


『たまこマーケット』はうさぎ山商店街の
お餅屋さんの娘のたまこが主人公の物語で、
もち蔵くんはその幼馴染。
お向かいの、同じくお餅屋さんの息子さんで、
幼い頃からずっとたまこに想いを寄せています。

たまこのことが好きだけど伝えられずに
よくたまこの周りをうろうろしているため
片思いしているのが周囲の人にバレバレで
指摘されたりしては真っ赤になって焦ったり
ちょっとしたことでヘタレたりヘコんだり。
くるくる変わる表情が可愛い男の子ですね。


田丸さんのプロフィールを拝見して
この役で出られていることは存じていましたが
実は今回【田丸氏強化月間】としたことで
初めてちゃんともち蔵くんのビジュアルを見て
「カッコイイじゃん!!」と思ったのです。

いや、ビジュアルめっちゃ好き!!
茶髪で前髪長めでピアスまでしてるの?
気怠げでやんちゃそうなビジュアル!
・・・なのに、声は田丸さんで(ここポイント!)
あんなピュアピュアな性格なの?(ここも!)
これは本当にどストライクでした!!


そしてもち蔵くんの第一声を聴いて
「声がちょっと若い!そして声が素直!」
これはきゅんゅんきましたねぇ~!

『たまこまーけっと』は2013年の作品、
今から8年半ほど前に放送されているので
田丸さんが26-27歳頃の収録でしょうか?
この声の感じ、め~~~っちゃ好きです!

田丸さんを知る前にこのアニメを観て
もち蔵くんの声を耳にしていたらきっと
「あ!好きな声!」とTVに釘付けになり、
すぐにキャストを調べていたんじゃないかな。

私は田丸さんの人と成りを好きになったけど
きっかけは“声”ではなかったので
今更ながら「やっぱ声もいいんだな」と
改めて嚙みしめた次第です。(遅いよねw)


私の知ってる声優としての田丸さんのお声は
語尾の吐息が多めで上品な発声が多いのですが
もち蔵くんは吐息少な目、ほんのちょっぴり
ハスキーな感じで、あのビジュアルの
高校生の男の子にピッタリでしたねぇ。

もち蔵とたまこを繋ぐ糸電話も情緒があり、
その時のもじもじソワソワした話し方も
たまに男らしく率先してたまこを助ける時の
ヘタレなりに勇気と決意が加わった感じの声も
う~~ん、いいぞ。もち蔵、愛おしい!


アニメ本編では一度告白を失敗していますが
映画にて立派に想いを伝えることができました。
その告白シーンも印象的だったもち蔵くん。

映画の声はほんの僅かにもっと今の田丸さんに
近くなっているような印象を受けたので
もち蔵くんも田丸さんもきっとこの期間に
成長していったんだろうなぁと感じたのです。。。

 

 



ようやく開封できました!

 

 

先日発売された2nd写真集『たまカレ』でも

巻末のインタビューの中で『たまこまーけっと』について

「自分の中でもいまだに大きな作品」とコメントされています。

 

作り手側の愛情がたっぷり込められ丁寧に作られた作品。

まだ若手の頃に同じ世代の方たちと一緒に

こんな素晴らしい作品に取り組めた経験は

きっと大きな宝物になっていることと思います。

良かったですね、田丸氏!

 

 

田丸氏を通して本作に出会えた私もラッキーでした!

田丸さんに興味を持たれた方もそうじゃない方も

ぜひ『たまこまーけっと』を観て欲しいなぁ。

どのストーリーも生き生きしてピュアな気持ちになれます。
全12話だから見易いよ!





余談ですが、もち蔵くんのお誕生日
10月10日は「お餅の日」だそうです。
(たまこの誕生日は餅屋が大忙しの大晦日)

10月10日といえば昭和な私にとっては
「体育の日」のイメージが強いのですが
その誕生日の人はからかいの対象でもありました。

昔、妊娠期間は「十月十日(とつきとおか)」と
言われていたので“仕込み”が大晦日やお正月
であると簡単に逆算できてしまうからなのです。
もち蔵くんはきっと大晦日のひと仕事を終えた
餅屋の夫婦が愛し合って出来た子なのでしょう。

・・・など、下世話な勘繰りも交えつつ。
体育の日ではなくなった10月10日が
「お餅の日」と覚えることの出来た本作でした!