VOICARION信長の犬、長男と観てきました。
オーブのリーヴァイコンサートも気になりつつ、どうしても、この回だけのキャストが一番観たい組み合わせだったのでブリリアホールへ。
2階A列センブロ
予定よりスピーディに進んだのか、一幕65分、二幕75分くらいで21時前に劇場を出られました。
VOICARIONは「スプーンの盾」をクリエで観ましたが「信長の犬」は初。
今回は10周年記念公演。始まった当初、このシリーズが話題になってたのは覚えています。当時は(朗読劇をクリエや博多座サイズで??)と疑問符が浮かびながらシンプルな単なる朗読を想像していたのですが、なんのなんの、しっかり舞台セットに生演奏、衣装も照明も装置もがっつり壮大な舞台作品でびっくり。
「信長の犬」は藤沢文翁さんの創作ですが、そんなこともあったら面白いなあと思うし、秀吉や光秀の描き方も映画や小説やら本当にさまざまあって大昔の歴史の人たちでありながら魅力を失わない素材ですね。
とてもいい物語でしたし、オープニングエンディングと歌つきの演奏はアニメのそれのようでテンションあがります。炎が出たり雷や鉄砲の音も体に響くし照明がカッコよく、ひたすらすごいなぁと思って観ていました。
とにかくキャストのその立ち位置での表現力に驚愕します。表情や体の動きは声を操るために一緒に動いてるけれど、声がもつ表現の幅がこのかたたちはこんなに広く豊かなのかと呆然とするほど。
舞台からのエネルギーに圧倒されて後頭部がゾワワとなって太ももの辺りがヒューっとなって、全身で感動していました。
思わず涙が溢れる場面、クスッと笑う場面もあり、本当に面白くてあっというまでした。
朗読劇は読書と同じでとても想像力を掻き立てられる。それが実に面白いです。
セットも衣装も、読み手の顔もあるから提示されるものも多いけれど、それでも観客の頭の中でそれぞれ自由に想像して補完していく、観ながら創造するのがワクワクします。こんなキャラかな、こんな場面かな、と頭の中でセットの奥に自分の思い描く世界が見えてくる。
目当ては諏訪部さん、島崎さん、石川界人さん。声優としてトップクラスにいるみなさん。
生で拝見できて嬉しかった。
朴璐美さん(ミュージカルや千と千尋‥舞台にも出てますね)、緒方さん、勝平さん、高木さんは超ベテラン。緒方さんなんて私世代だと幽☆遊☆白書の蔵馬です!勝平さんはらんま1/2の乱馬(子供世代には工藤新一)!贅沢な集合だなあ。
こんなに満足度が高く、観て良かったなあと高揚感いっぱいに帰路に着く作品に出会えるとは、嬉しい観劇でした。

