1階13列センブロ
先行ではチケットを取らなかったのです。
原作は読んだことなく、ドラマも見ていません。
「大地の子」というタイトルだけは有名だから知ってましたが。
でもやはり‥観た方がいいだろうと、大地の子に触れるきっかけにしようと、1階センブロで観られる日を探しました。開幕前はナビザでもだいぶ座席を選べたので。
芳雄くんが出なければ観ないままだったな。
萌歌ちゃんとの再共演(芸劇での星の王子さま、随分前だな)、飯田洋輔さんとの初共演が気になったのもある。奈緒さんや山西さん、益岡さんはすごい俳優さんたちだから魅せてくれると期待できましたし。
70分+105分
3時間半に慄いていましたが、体感はさほど長く感じませんでした。台詞に聴き入り、表情を見つめ、彼らのいう〈記憶〉を頭の中で映像に想像する。想像と舞台を捉える視覚があいまって、壮大な中国の場面が私の頭に生み出される連続でした。
観て良かったです。
開拓団、ソ連の侵攻虐殺、中国残留孤児。
日本側だけではなく、日本軍が現地で何をしたのか。なぜ恨みを買ったのか。歴史で頭に入れたことは単なる言葉だったな。
どちらの屈辱も描かれ、どちらの悲しみもひたひたと伝わりました。
それでも医師として助け、技術者として建設を助け、教師として教え諭す。
そういう、一般市民の葛藤と尊厳と‥つきつけられて。次々と自分の中に流れてきて渦巻いていく感情は、受け取るものが多すぎました。
少し前のことでもあり、大昔のこととも考えられる、歴史。忘れてはならない歴史。
今のこの世はなんだろうか。
人は言葉を持ち、知恵もある。賢い人たちが大国を率いている地球上で、なぜ今もまだ武力をもって奪い合うのだろうな。
戦争はいいことなんて生み出さない。
全く生み出さない、とは言わない。あるのかもしれない、何かが。
だけども、奪うもの、失うもの、取り返しのつかないことが多すぎて、賢い人たちがやることではないよやっぱり。経験を活かすとか、歴史に学ぶとか、実践しようよ、ね。
井上芳雄 奈緒 上白石萌歌 山西 惇 益岡 徹
飯田洋輔 浅野雅博
増子倭文江 山﨑薫 山下裕子 みや なおこ
石田圭祐 櫻井章喜 木津誠之 武岡淳一
薄平広樹 岡本敏明 加藤大祐 越塚 学
西原やすあき 咲花莉帆 清水優譲 武市佳久
田嶋佳子 常住富大 角田萌果 内藤裕志
松尾 樹 松村朋子 丸川敬之



