潤とはすれ違いの生活の日々
潤に委ねている部分が多いから
帰宅するのはいつも深夜
俺よりも確実に遅い
そんな中
生放送中にメールを送れる機会を得た
ライブの準備中なのは充分知ってる
でも仕事中にグループメールとは言え
堂々とメールする機会なんて滅多にない
メールを送ってすぐに潤からの返信
きっと生放送中に送られてくるなんて
思ってもみなかっただろうに
すぐに返信してくれた事に
心は小躍りしてしまう程だった
『ごめんなさい』
謝る必要ないんだよ
今のお前の言葉を聞きたくて
公私混同でメールしたんだからさ
逆に疲れてるのにごめんな
今日帰って来たら訳を話そう
こんな事で喜んでる俺は
本当に潤にやられちまってるな
出来もしない料理を久々にして
潤の帰りを待つのも悪くない
仕事中にあれこれ考えてる事自体
本当はマズイんだけどね