全ての入院手続きが病棟で終わり、最後に母の荷物の確認してほしいとの事。
病院で全てレンタルお願いしているので荷物といったものはありませんが、唯一持ち込んだ
『家族写真』と『寂しい時に見るようにミニアルバム2冊』と家で練習していた化粧水
これだけはお願いします、とお伝えしました!
母の部屋は角を曲がって、また曲がって、まっすぐ行っての1番奥の部屋でした…
途中、その長い廊下を昼食に向かう車椅子の母がスタッフの方に押してもらって向かって来ます。
どうしよう。
母と言えども入院患者。いつもの様に抱きしめたりしたらダメだな…と思い、
とりあえず『こんにちは😊』とマスク越しにニッコリしてみた
そしたらお母さん『サンサンサンサン』と私の方に手を伸ばしてました。
完全に私を分かっていたようです
『お母さん、私って分かった?』
と聞くと手を握ってきてくれました!
やっぱり分かるよね〜。
お母さんと私はそっくり親子だもんね
肩と足をさすって、応援してるからね、頑張ろうねと見送りました
そして、荷物チェックも終わり食堂の前を通るとちょうどお昼ご飯の時間…
たくさんいる患者さんの中でひときわ元気にご飯を待っている声…
そう、お母さんでした
泣きそうな顔と声で『サンサンサンサン』
通る人皆んなに手を伸ばして呼んでます…
家ではご飯準備できるまで私の名前(母にとっては私の名前を呼んでいるけど実際は違う呼び名)を連呼です
家だけでなく、ご飯待つ間こんなに元気なのね😊
とちょっと嬉しくなっちゃいました
でも、みなさん、お騒がせしてすみません…
元気にご飯を食べられる事に感謝して、明日からのリハビリに期待して家に帰ります…