術後1日目から歩く練習してね、と言われていたが

なかなかどうして傷の痛みが強く、

歩く時も亀の歩みのようにのろのろとしか動けない…

 

でも、わが子のために1日でも早く退院したい。

そう思うとじっとしていられなくなって

ちょっとずつでも歩く練習をしようと決めた。

 

そうだ、まずは上の階にあるコインランドリーに行こう。

コインランドリーに行くには、病室を出て、ナースステーションを通り、

エレベーターで1階上に行く必要があった。

 

そこで私は作戦を考えた。

ナースステーションを通る際に、痛そうな素振りをみせまい。

ちょっとでも痛そうな感じがバレてしまうと

「あぁ、●●さんまだ(退院)難しいわね」と思われそう。

 

すたすた歩ける感じでナースステーションを通過しよう、

と心に決め歩いてみたが、実際はそううまくいかなかった。

 

あぁ、、、、痛い。腹部の左の傷口が痛い。

思いのほかまだまだ痛みが強く、結局よぼよぼ歩きが限界悲しい

 

のろのろ歩いていると看護師さんから

「●●さん、無理しなくて良いよ~ゆっくりでね」

と声をかけられた。

 

 

あぁ、、、、、バレとるわ。

私のアホな作戦は失敗に終わった。

(良い子のみなさんは真似しないでくださいよだれよだれよだれ

 

 

コインランドリーに行ったり、シャワーを浴びたり。

術後2日目は痛みはまだあるものの

いろいろとできることが増え、自由度が増してきた。

 

ずっとベットの上にいるのが退屈で、暇を持て余し始めたので

病室の他の2人の様子を観察する。

 

パツキンは、旦那にお菓子を差し入れしてもらっていた。

おそらく、洋菓子的なもの(推測)。知らんけど。

 

黒髪も「ポリポリ、カリカリ、ポリポリ…」とじゃがりこらしきものを

勢いよく食べていた。

 

私はまだお菓子OKの許可をもらってなかったため、

とにかく2人がうらやましくて、うらやましくて、、、

 

食べたいリストを頭の中で作る。

・さくさくパンダ

・きのこの山

・アルフォート
・きこりの切株

・エブリバーガー
(ブルボン愛好家か)

(全部チョコ&クッキー笑笑笑

 

絶対に明日許可もらったら、チョコ食べるぞ。

そんなことを思いながら、就寝までの時を過ごした。

 

 

※何日かぶりに牛肉食べれたこの日の夕食(でも牛肉少なすぎて物足りない)

 

 

 

 

そしてまた恐怖の夜がやってきた。

 

続く→