入院前、私には不安なことがあった。
それは「イビキ」問題。
旦那曰く、日によってマチマチだけど、
疲れている日の騒音はヤバいらしい
実際に「いびきラボ」っていうアプリがあるんだけど、
自分のいびきを録音していびきをかいている時間、
音量までがグラフで可視化され、対策までアドバイスしてくれる優れもの
自分でも気になっていたので、数年前からちょこちょこ利用していた。
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★イビキがすごくない日のスコア
★ヤバい日のスコア
激しいがすぎるよ…
前日、いろいろな管を取り付けられ、睡眠不足だった私には
目を閉じればすぐ眠れそうなほど、眠気MAXだった。
あぁ、これは絶対に爆睡&イビキかいちゃうだろうな…
パツキンと黒髪ロングにバレちゃうな…
そんなことばかり考えて、ドキドキしていた。
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消灯時間の22時に近づき、看護師が巡回に来た。
まだ術後の痛みもきつかったので、看護師に痛み止めをもらえるか相談した。
すると看護師から「睡眠薬にする?」と提案された。
そういえば、更年期に差し掛かっているからなのか、
40代を過ぎてから眠りが浅くなっていた私。
2~3時間に1度、起きてしまうことも多々。
(今思えば巨大な子宮筋腫が尿道を圧迫していたから、頻尿で起きていたのかもしれない)
そんな話をしながら、そうか睡眠薬という手もあるのか。
眠れているときは痛みも感じないし、とにかく寝たほうが治りも早くなるし。
私は看護師の提案を受け入れ、睡眠薬を1粒もらった。
そして、祈った。
「神様、どうかイビキをかかずに朝を迎えられますように…」
そんなことを考えながら、死んだようにその日は眠りについた。
続く→