2日ぶりに食事もでき、ようやく人間らしい生活に戻れると
ホッとしたものの、まだまだ身動きを取るのも一苦労。
今日ばかりは痛みと戦いながら、のんびりしよう。
私の病室はこんな感じだった。
4人部屋で私含め3人がいた。
※私の右横のサイバーエージェントバリキャリ女子(勝手に想像)は後に参戦することとなる
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昼ごはんを食べたあと、入り口横にある手洗い場で歯を磨くのだが、
暗黙の了解で歯を磨く順番が決まっている。
1番目 パツキンおばさん
2番目 黒髪ロング
3番目 私
と入院順に歯を磨かなければいけない(と推測)。
パツキンはご飯を食べ終わると、1分もたたないうちに手洗い場に向かった。
カーテン越しのそれぞれの動きを音で感じ取りながら
入院中は、病室カーストにしっかり従うべし、と心に決めた。
パツキンおばさんはとにかくすべてのアクションが大きめだった。
特に気になったのが歯磨き時の
「ぐちゅぐちゅぐちゅ…ペッッ!!!!!!!」の音。
完全に大阪のザ・おばちゃんだった(顔も一切見てないんで知らんけど)
手洗い場に近いため、音がダイレクトに届き、
内心「うるせーーーーー」と叫んでいた(でも絶対に言えない小心者)
そして恐怖の夜がやってきた。
続く→