2つの病院から開腹手術は難しいといわれ、
市内にある病院へと足を運んだ。
腹腔鏡の手術実績も多く、口コミの評判もそこそこ良い。
正直、ここで(腹腔鏡が)ダメと言われたらあきらめるしかないか、と
腹をくくって診察を受けることに。
先生は女医さんだった。
眼鏡をかけてキリっと吉田羊みたいなサバサバタイプ。
(私の好きな女子のタイプなの)
聞き上手な先生で、これまでの経緯をたくさん話した。
こんなに洗いざらい喋って大丈夫かしら?と思ったけど、
この先生にならいろいろなことを話せる、そんな安心感があった。
診察を受けて、最後に、こう言われた。
今から3カ月ほど薬を飲んで、子宮筋腫が小さくなれば、
腹腔鏡手術が可能です。3か月後の筋腫の大きさをみて、判断しましょう。
でも、もし小さくなったとしても、確実に手術を成功するためには
いくつかの条件があってね。(手術に適している人、というべきか)
・出産経験がある人※
・身長が160センチ以上ある人
・痩せている人
なんです。
※手術の際、腹腔鏡を入れ炭酸ガスを注入し腹部を膨らませるため、出産経験のある人のほうが
膨らみやすいそうです。あと痩せているのは、脂肪みっちりの体形よりも内部に余白のあるほうが
手術しやすいだそう…そりゃそうだ
そして、一呼吸おいて、
先生は私の全身をまじまじと見てこう言った。
〇〇さん。手術までに痩せましょう。
は、はい…
それが2022年12月末のこと。
そこから翌年春の手術に向けて、私の鬼のダイエット生活が始まった…
続く→